マルタ共和国、と聞くと「小さな島国」、「海がきれい」、「食べ物がおいしい」などのイメージが湧いてくるかもしれません。

それも真実ですが、マルタ旅行前に知っておくと、国の奥深さを知り、もっと旅行を楽しめる情報があります。

今回は、マルタ旅行の前にぜひ知っておきたい3つのことをご紹介します。

1. 道路は日本と同じ左側通行

ヨーロッパ、と考えるとすぐに右側通行だと想定しがちですが、マルタはヨーロッパでも希少な左側通行の国。

イギリス連邦との歴史的な深いつながりが原因です。

日本の感覚でそのまま運転できるので利点と言えば利点ですが、ヨーロッパを巡り渡っている人は注意が必要でしょう。

2. 強国の思惑に翻弄されつづけた歴史

マルタ共和国は、とても平和な国。

国民も穏やかな気性な人が多く、観光客がレンタカーでのろのろと運転をしていても、クラクションを鳴らすなんてこともありません。

異国の人を広く受け入れ、対等に接しようとするマルタの人々の性格は、古くからの長く深い異文化交流の結果なのでしょう。

しかし、異文化交流の歴史の中には、当然、多くの戦争も絡んでいます。

ヨーロッパとインドを結ぶ戦略的に重要な拠点となっていることから、マルタは様々な強国の思惑に翻弄され続けてきました。

注意深く街を探索してみると、戦死したマルタの人々を追悼する石碑や、防衛に使用された大砲などを多く目にすることと思います。

このような悲しい歴史を過去に持つことを知ることで、マルタ人の平和主義や穏やかさの意味をより深く感じる事が出来るに違いありません。

3. マルタ経済の基盤とは?

マルタを歩き、何の不自由もなく幸せそうに暮らしている人々を見ていると、「この小さな国の経済はどのようにしてなりたっているのだろうか?」と疑問が湧いてきます。

一旅行者として、「観光業」という言葉が浮かんできますが、調べてみるとマルタ経済のうち観光業が生み出すGDPはわずか15%だと分かります。

ならば、と思って調べてみると、上位には金融、出版、化学、製造(電化製品、ゴム・プラスチック製品)、家具、などがランクイン。

決して肥沃ではない土地と、小さな国土面積を活かした経済基盤で成り立っていることが分かります。

マルタを歩いていても労働者を多く見かけないのは、工場や事務所で働いているから、と説明されるかもしれません。

旅先の歴史や文化を事前に理解しておく、そんな旅の前の準備は、旅そのものをぐっと深いものにしてくれるに違いありません。

そんな旅先への理解を持って素晴らしいマルタへの旅行に出かけてみてはいかがでしょうか?

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