台湾人のコーヒー消費量、年平均122杯  近年はブラックの人気が拡大

写真拡大

(台北 10日 中央社)台湾では近年、コーヒーの消費量が急速に伸びている。コーヒー店「スターバックス」を台湾で展開する統一星巴克(台北市)によると、1人当たりの年間平均消費量は122杯で、市場規模は700億台湾元(約2297億円)に達する。中でも最近飛躍的な発展を見せているのが、ブラックコーヒー。各社は消費者の好みの変化に対応しようと、こだわりのコーヒーの提供を続々と開始している。

同社によれば、今年上半期のブラックコーヒーの売り上げは12%伸長した。消費習慣の変化を受け、同社は希少なコーヒー豆やハンドドリップコーヒーなどを提供する高級ライン店を2013年から展開。昨年には、ワンランク上のコーヒー体験を提供する新形態店もオープンさせた。

UCC上島珈琲(兵庫県)も今年、高級路線店「COFFEE LOVER's PLANET」を台北市内に開店。豆の種類や客の好みに合わせた抽出方法でコーヒーを提供し、愛好家の取り込みをねらっている。

テイクアウトをメインとしたコーヒースタンドでも高品質なコーヒーに注目が集まっている。チェーン店「ルイサコーヒー」(路易莎、新北市)はこだわりの豆をハンドドリップで入れたコーヒーを多数提供。Mサイズの場合、50〜80元(約164〜262円)というリーズナブルな価格を武器に消費者の支持を獲得し、ここ1年余りで急速に店舗数を拡大させている。

(陳政偉/編集:名切千絵)