後追い行動が過度な場合はご注意を!

犹瑤ぜ腓慮紊鬚弔い討る瓩箸いΔい錣仆性のようなものは、飼い主である私たちにとっても愛されている証のようで嬉しいものですね。

しかし、家の中でくつろいでいるときにまで飼い主のちょっとした動きにいちいち反応してしまうのは困りますね。
トイレやお風呂に入るときまでついてきたり、寝ているときにも飼い主の動きに敏感で、すぐに起きてきて付きまとったり吠えたりというような場合には配慮が必要です。
人間側も困ってしまいますが、犬もゆったりと睡眠や休息の時間をとれないことにより、神経も高ぶりやすく良いことはありません。

特にせわしなく動き回ったり、ちょっとでも飼い主の姿が見えなくなると不安な様子を見せ、ちょっとした買い物程度の留守番でも後追い吠えをしてしまったりする場合は環境を見直して原因を取り除く対処をしましょう。

後追い行動の原因は”不安”

非日常的な出来事が不安の原因になっている場合

人間も子供に限らず、大人だってちょっと怖い思いをした後や、不安を感じる時に誰かにそばにいてほしいと思うのと同じです。
犬にとって何が怖かったのか、何に不安を感じさせているのかを見つけてあげることが大切です。人間にとっては何でもないことが犬には怖かったということもあります。どんな場面が考えられるでしょうか。

犬を迎えたばかり

ペットショップやブリーダーから迎えた幼犬は特に、まだ親兄弟と一緒にいる時期に引き離され、ひとりぼっちでまったく新しい環境に連れてこられて不安で一杯なのは当たり前です。
そんな状態のときに、”しつけは始めが肝心”などとケージにいれたりすると不安はますます大きくなり、後追い行動は悪化してしまいます。

散歩中にいつもと違ったことがあった

たとえば大型のバスやトラックなどが至近距離を通ったとか、消防車などが大音量のサイレンで何台も通ったなど。

引っ越しをした

環境が変わるのは人間にとっても犬にとっても慣れるまでは不安ですが、こんな時は日常と違うリズムが数日間続くので特に配慮が必要です。

台風・地震・雷・花火の後

怖がりの犬はガタガタ震えて過ぎ去った後もしばらくは付きまといます。花火大会などに犬を連れて行くのはやめておきましょう。
また音に慣れさせる訓練はかえって不安を常に抱えることになります。一時的なことなので傍にいてあげた方が安心します。

日常的に飼い主を気にして後追いする場合

特に変わったことがなくても、いつもいつも飼い主を気にしてついて回る犬は常に心が休まらない状態です。日常的な暮らしの中に不安の原因があると考えられます。

ケージやクレートにいれられて隔離される叱られたり、怒鳴られるしつけの時大きな音で脅かされる(天罰方式)犬が寝ているときでも、撫でられたり急に抱っこされる自由に歩かせない散歩日常的に長い留守番をさせている

人間の都合に犬を合わせようとするしつけを犬に良かれと思って続けていると、思わぬストレスがかかってしまいます。後追い行動は不安の表れなのでその時には優しく付き合ってあげて、思い当たる不安材料を取り除いていく努力をしましょう。

飼い主がしてあげられること

安心できる環境とは?

家族と隔離されていない、自由に行動できる6時間を超える留守番を頻繁にさせない犬を置いて外出する際、なるべくゆっくり行動する(慌てたりいそいそした様子は犬が不安を感じやすい)昼間ゆったりできる場所を数か所用意してあげる犬にかまいすぎたり、撫でまわしたり、やたらに抱っこしたりしない

また、散歩もなるべくゆっくり満足いくまで匂い嗅ぎをさせてあげると家ではだいぶ落ち着いてくると思います。少しの足音や動きに反応してしまうのは、上記のような環境を整えるだけで解決できると思います。

仔犬を迎えたときは

もし愛犬がまだ仔犬なら、できる限りひとりぼっちにしないことです。
1歳になるまでの幼犬時代は特に長時間の留守番をさせるような環境は適していません。

夜寝る時も「人と隔離された場所で狭いケージに閉じ込めて、泣いても無視しましょう」などと書かれているしつけ本も存在しますが、そのようなしつけは分離不安を大きくしてしまうだけです。
過度なトレーニングは犬にとって負担になります。強いるのではなく、犬の反応を見ながら、無理をしないことも重要です。
しつけは犬に”楽しんで”覚えてもらうのが基本です。

保護犬などすでに何かのトラウマやストレスを抱えている場合は?

保護団体から引き取った犬など、過去に何かしらのトラウマをかかえている犬を迎えた場合もやはり迎えてすぐにケージで長時間の留守番をさせたり、無理にトレーニングさせたりするのは良くありません。
ゆっくりじっくり生活を共にする中で問題があれば原因を取り除くことを根気よく続けていくことが大事です。
原因に対して慣れさせるというやり方は不安や恐怖を増大させるだけで根本的な解決になりません。

また、大声で命令したり大きな音で脅かすというやり方も同じことです。大切なのは自分がもしくは自分の子供がされたら嫌だと思うことは犬だって嫌だということを思い出すことです。
怖いことや寂しいことに慣れさせるのではなく、そんな目にはあわせないこと、寄り添ってリラックスした時間を共有してあげることこそ、ストレスレベルを下げる一番良い方法だと思います。

犬の気持ちを受け入れ、安心させてあげる

大きな愛情を持って良い関係を築くこと

後追い行動がひどい場合の原因を観察して、生活の仕方や環境を整えてあげれば必ず犬は落ち着いて来ると思います。まずは物理的な環境を見直してみてください。

”後追い行動をなくすために”という目的ではなく、基本的に家の中で飼い主がどこにいてもいちいち反応せず、自分は自分でのんびり寝ていられる落ち着いた犬に育ってくれるようにするのが飼い主にとっても犬にとっても幸せなことです。
そのためには「人間の都合を押し付けるようなしつけをしないこと」「犬の自由を奪わないこと」「人間の家族が争い事を起こさないこと」が最低条件だといえるでしょう。

犬はもともと十分すぎるほどお利口で思いやりに溢れた動物です。
だからその上に何かしつけようと思わずに、発想を180度転換させて見守ってあげることがストレスを減らし、飼い主ばかりを追わずに自分の時間を犬自身が楽しめるようになることに繫がると思います。

私の実体験

私自身の体験からも犬との良い関係とは、人間がリーダーになって何もかも決めてやらせることではなく、人の暮らしの中で犬にとって危険なことや不自由なことを手助けしてあげるほかは犬が自由に暮らしてくれる方が信頼関係や心が通じ合っていると感じるのです。

私はこれまでの人生で6頭の犬と暮らしてきました。
20年近ほど前の実家で一緒に暮らしていた犬たちは散歩も近所の河川敷で自由散歩をしていましたし、家の中でもフリーで人間と一緒に寝ていました。
私が出産した後も赤ちゃんをよく面倒見てくれましたし、長生きでした。何も教えていませんでしたが、外ではちゃんとついてきてくれるし、赤ちゃんだった息子には寄り添って寝てくれました。

その犬たちが亡くなってから数年ぶりに我が家に迎えた現在の愛犬は保護団体からの引き取りでしたが、大きめの中型犬なのでいろいろな人からリーダーウォークやしつけ教室を進められたり、ケージは自分の安心できる居場所だからと用意するように言われたり、犬と暮らすということの常識の変化をものすごく感じました。

しかしケージは用意したものの入りたがらないし、無理にいれればピーピー鳴くし、リーダーウォークはしょぼんとした顔になるので一度でやめて、何も良いことはありませんでした。
初めはそれこそトイレにまでついてきてトイレの前でピーピー鳴いたり、少しの買い物の時間でも後追いして玄関で鳴いたりしていましたが、一週間くらいでそこまでの付きまといはなくなりました。

リーダーウォークを勧める人はいましたが、かっこよく歩けなくても楽しんで歩けた方がいいと思ったので、犬と一緒に立ち止まって草花を見たり、虫を観察したり、散歩自体を楽しむようにしました。その方がずっと人も犬も満足な時間を過ごせるはずです。
満足感のある犬は一日のほとんどはゆったり横倒しになって寝ています。
そして家族が全員そろっていたりするといつの間にか犬もその中にいて、そっと誰かに背中やお尻をくっつけていたりします。布団を敷けばやってきて一緒に寝ます。朝もほとんど一緒に起きて行動を開始します。生活のリズムをちゃんとわかっているようです。

雷や台風、地震、花火など怖いものはたくさんあるけど、そんな時は犬が後追い行動をしなくても一緒に寄り添ってあげましょう。思いやりを持って犬の立場を尊重した環境や生活リズムを心掛ければ犬は安心してストレスなく過度の後追いもしなくなることでしょう。