「人身売買」と批判を受けて新ドラマの制作中止を発表したNBC局 (c)Imagecollect.

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アメリカのTV局「NBC」が、コメディドラマ「Mail Order Family」の制作を中止すると発表した。

このドラマは2人の娘を育てる白人男性が、メール・オーダー・ブライドで子育てを手伝ってくれる人をフィリピンから探すという内容。メール・オーダー・ブライドとは、アジアや南米などの比較的貧しい国から結婚相手の候補となる女性を紹介するサービスである。

芸能情報サイト「デッドライン」によると、脚本はジャッキー・クラークによって書かれ、フィリピン人の継母に育てられた彼の実体験に基づいているという。このドラマの制作が発表されて以降、メール・オーダー・ブライドは人身売買だという批判が市民団体や人権団体から相次いだ。インターネット上には、このドラマの制作を中止させるための署名活動も行われていた。

これらの批判を受けて、「NBC」局は「脚本家とプロデューサーたちは、この作品のコンセプトのセンシティブな問題を重く受け止めて、今回プロジェクトの制作の中止を決断しました」と声明を発表している。【ハリウッドニュース編集部】