2018年のサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア最終予選で、02年以来の出場を目指す中国は3戦を戦い終えて1分け2敗といきなり窮地に立たされている。中国サポーターからは「またダメか」との声も出始めているようだ。このままさらに、予選敗退の歴史を積み重ねてしまうのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 2018年のサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア最終予選で、02年以来の出場を目指す中国は3戦を戦い終えて1分け2敗と窮地に立たされている。中国サポーターからは「またダメか」との声も出始めているようだ。このままさらに、予選敗退の歴史を積み重ねてしまうのだろうか。

 中国メディア・今日頭条は8日、中国が6日にホームでシリアと戦って0-1で敗れたことについて「W杯出場の望みは霞んだ」と解説。なお9月15日付のFIFA(国際サッカー連盟)ランキングでは中国は78位、シリアは114位。ランク下の相手であることからも勝利が期待されていた。今日頭条は国内リーグの盛り上がりとは裏腹に「中国人選手のレベルはなおもスタートラインで足踏み状態だ」と断じた。

 そして、先日ある英国人記者が中国を訪れ、中国のリーグで活躍する外国人選手にインタビューしたところ「中国の選手は非常に怠惰。プロとしての資質に非常に欠けている」、「スターみたいにお金を稼ぐことばかり考えて、仕事をしっかりしようという考えに至らない」との答えが返ってきたとの情報を紹介した。

 また、この選手以外にも、かつて中国のクラブに所属していたある選手からは「韓国の選手はあきらめないが、中国の選手はあきらめる。運動量が多すぎるなどと文句を言う事すらある」との意見が出たこと、かつて杭州緑城で指揮をとった岡田武史氏も「多くの中国選手はいまだプロ選手の水準に達していない」と語ったことを伝えている。

 そして「プロの資質不足は、中国の選手共通の欠点である。中国サッカーはプロ化してすでに20年あまり経つが、プロサッカーとは何か、プロ選手の基準とは何か、多くの人が理解していないようだ」と指摘。このような状況では、中国代表が連戦連敗しても不思議ではないと論じた。

 とにかく、今の中国のあらゆる分野において必要とされているのが「プロ意識」だ。製造業で声高に提唱されている「匠の精神」はまさにプロ意識の表れであるし、サービス業でも仕事に真剣に向き合う姿勢が求められている。そして、サッカー界においてもプロとして「サッカー道」を究めようとする姿勢が要求されているのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)