韓国在住の脱北者が、近く3万人を突破する見通しだ。

9日、韓国統一省の集計氏として報じられたところによると、今年1月から9月までに韓国に入国した脱北者は1036人で、前年同期比21%増加した。

韓国に入国する脱北者の数は2009年には2914人に達したが、金正恩政権になって以降、減少傾向が顕著で、2012年に1502人、2013年に1514人、2014年に1397人、昨年は1276人となっている。北朝鮮当局による脱北の厳罰化が効いている模様だ。

だが、今年は現在のペースが続くと、年間の脱北者数は約1500人となる。また、韓国に居住する脱北者の数は約2万9830人で、11月中旬には3万人を突破する可能性が高い。

また、最近の脱北者の傾向については、より良い暮らしの機会を求めて脱北する『移民型』がこれまでに比べて多くなったと指摘されている。

聯合ニュースによれば、韓国統一省が脱北者を対象に行った調査で、北朝鮮にいたころの所得について「普通以上」と回答した割合は、2001年以前は19%だったが、2014年以降の調査では55.9%に増加。生活水準が「中・上流」だったする回答者も2001年以前は23.5%だったが、2014年以降の調査では66.8%に増えた。