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製作発表からマチ★アソビで新情報を公開し続けてきた神風動画オリジナル作品「COCOLORS」が、ついに完成を迎えマチ★アソビ vol.17で上映会を行いました。上映会と言っても映画館で行う上映会ではなく、野外で、しかも声優さんたちの生アフレコ&バンドの生演奏&歌手の生歌を本編上映に充てるという初公開作品としては前代未聞のイベントになっていました。

神風動画最新作「COCOLORS」スペシャルコラボLIVE

http://www.machiasobi.com/events/cocolors.html

COCOLORSのストーリーは以下の通りです。

延々と降り続く灰が、空と地上を覆ってしまった世界。

人体を融解させるというバクテリアを含んだ、 その有害な灰を吸い込まぬよう、人々は巨大なマスクと防護服で全身を覆い、地下深くに作られた街で暮らしていた。

しかし、灰はしだいにその街をも侵食していき、やがて人々は絶望に飲まれていく。

そんな世界に暮らす少年、アキとフユ。

2人は地下に暮らしながらも外の世界を空想し、未だ見たことのない空に憧れを抱いていた。

やがて外の世界の現実を知る時、成長した少年達は何を思うのか。


眉山山頂ステージで行われた「COCOLORS」スペシャルコラボLIVE。星空の下の舞台上に声優の高井舞香さん・桑原由気さん・市来光弘さん・岩中睦樹さん・秦佐和子さん・高田憂希さんが出そろい、映像に合わせて声をあてていきます。



自分たちの番になると立ち上がって演技を行い、声優さん同士の掛け合いに圧倒されっぱなし。また注目すべきは声優さんたちの表情です。キャラクターが乗り移ったような演技を披露し、思わず見入ってしまいます。



声優さんたちの演技を盛り上げるのが生バンドによる音楽演奏。



ギターやドラム、ベース、キーボードのほかにハングドラムという珍しい楽器も参加していました。



ハングドラムはこすったりたたいたりして音を奏でる楽器で、COCOLORSが持つ不思議な雰囲気を演出。



COCOLORSは背景美術やキャラクターなど作品の至るところに日本の伝統的な版画の技法を使っており、他の作品にはない独特な世界になっています。COCOLORSの持つ独特な表現と映像、生アフレコ、生演奏という要素が完全にシンクロすることで、見ている人をCOCOLORSの世界にぐいっと引き込みます。それくらいの力強さが映像や演技、演奏に込められていました。



マチ★アソビの通常イベントとは全く違う空間に酔いしれるお客さん。イベントの開始時間は20時30分ごろで、周囲はすでに真っ暗な状態。気温も下がってきていましたが、ものすごい数のお客さんが上映会を見ていました。



目の前で繰り広げられる声優さんたちの熱のこもった演技。



遅い時間に行われたイベントにも関わらず、立ち見が出るほどの盛況ぷりでした。



ステージのディスプレイだけでなく、舞台横に設置された大型ディスプレイでも上映されていたのですが、お客さんの目はステージに釘付け。



青くライトアップされた空間にピアノやアコースティック、ハングドラムなどの音が響き渡ります。こんな空間でアニメを鑑賞することはなかなかないはず。







約45分の上映の最後にエンディングが流れると、歌手のUyuさんが登場し生歌を披露。



エンディングと同時に声優さんが1人ずつあいさつをしてから会場から去っていきます。





Uyuさんの熱唱も素晴らしく、しばらくその場から動けないくらい見入ってしまいます。



演奏が終わると、客席からは鳴りやまない拍手が送られました。正直なところ、これが無料のイベントとは思えないレベルで、終わった後は鳥肌が立ちっぱなし。さまざまな感情が体を駆け巡り、濃厚であっという間の45分でした。映像・ストーリー・アフレコ・演奏・生歌が舞台上で1つの作品を完成させたという感じで、非常に貴重な体験をさせてもらいました。



鳴りやまない拍手に応えて、最後は出演者全員がそろってあいさつ。お客さんも大満足の様子でした。



・追記 2016/10/10 14:09

スペシャルコラボLIVEから一夜明けた10月10日、スペシャルコラボLIVEの出演者とマウスプロモーションの納谷さん、COCOLORSの横嶋監督がufotableCINEMAシアター1でトークショーを行いました。声優さんが6人、音楽チームが8人いるということで、まずは声優さんたちが壇上で昨晩のライブを振り返り。市来さんによれば、ライブは普段のアフレコとは全く違い、音楽チームとのチームプレイが試される舞台のように感じたとのこと。秦さんも普段のアフレコとは全く違う現場で、改めて声優の仕事に向き合い、自分のターニングポイントになるかもしれないと思ったそうです。みなさん口をそろえて言っていたのが、とにかく貴重な体験だったということです。



続いては音楽チーム。音楽チームもベースの小宮さんの「新しいエンターテインメントだった」という言葉通り、普段の仕事にはないレアな体験をしたというのが感想。



トークの最中には栗林さんがハングドラムを演奏する場面も。栗林さんは実はジャズのピアニストなのですが、偶然ハングドラムを所有していたそうです。



トークが終わると、COCOLORSのコメンタリー上映が行われました。上映されたのは昨晩のライブ音源ではなく、ゲネ(リハーサル)の音源を充てたもの。みなさん上映前は「しんどかった思い出の愚痴を言うつもり(笑)」と気合いを入れていましたが、上映が始まると「ここはすごくよかったよね」など終始褒めっぱなし。仕事としてしんどいことがあった一方で、ものすごくやりがいを感じていたことがこちらにも伝わってきます。



コメンタリー上映の後は、ジャンケン大会。つなぎ&サイン色紙という貴重なグッズが勝者にプレゼントされました。