【深イイ話】彼女のいる30代男性「風俗をやめたい」→ お坊さん「今すぐ風俗に行きなさい」 / その問答が心にしみる

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「人生とは死ぬまでの暇つぶし」と漫画家のみうらじゅんさんは言った。受験戦争、就職氷河期、年金問題、リストラ、ネットでのディスなどなど、息の詰まるような現代社会だが、「人生ってそれくらいのもんだ」と考えると生きる不安も少しは軽くなるというもの。たったひと言が時に人生観を変えてしまうことがある。

そんな考えさせられるやり取りが繰り広げられるのが、お坊さんが人生のアドバイスをしてくれるサイト「hasunoha」のQ&A。「風俗をやめたい」という彼女のいる30代男性に、「今すぐ風俗に行きなさい」と答えるお坊さん。生臭坊主っ! ……と思うのは早い。実はその問答がかなり深くてしみるのだ。

・お坊さんが自分の体験談も交えてガチ回答するサイト

「ソシャゲやめたい」や「BL(ボーイズラブ)やめたい」などのかなり現代的な悩みに、お坊さんが自分の体験も交えてガチ回答していることで以前話題となったこのQ&A。彼女のいる30歳代の男性の「風俗をやめたい」という悩みは以下である。

・「風俗をやめたい」男性 / こたら名前未設定 / 30歳代

「初めまして、私には大切な彼女がいます。付き合って2ヶ月くらいですが、結婚を考えて、真剣にお付き合いしています。性格もかおも、体の相性も最高で理想の人だと思っています。

しかし、私は20歳の頃から風俗遊びが好きで、毎月5、6万円は風俗にお金を使ってしまいます。 風俗に行くことが、体に染みついていて、ダメだと思っていても我慢ができないのです。 金銭的にも、時間的にも無駄ですし、愛する彼女を裏切っているということがとてもいやです。 なんとかしてこの癖をやめたいです。 アドバイス頂ければ幸いです」

── “性格も顔も体の相性も最高の理想の彼女” という部分にイラッとすることはさておき、そんな彼女がいるのに風俗に行く気持ちがわからない。風俗ってそんなにスゴイの? 行ったことないけどそこまで言うなら行ってみようかな。さて、これにお坊さんはどう答えるのだろうか。

・「毎月30万円使えばいいでしょう」丹下覚元 / 安穏寺 (天岑寺)

「今すぐに風俗に行くのです。 明日も明後日も3日後も風俗に行くのです。 三日坊主じゃいけません。毎日です。日々是風俗。三度の飯より風俗。 やがて金も尽きるでしょう。それでも満足しないでしょう。そして、一生懸命働いてお金がたまったら全額風俗に使うのです。

満足って何でしょう。 その場でスッキリ。それでおしまいでしょうか。 無理でしょう。人間の欲には底がない。それを知り、正しく生きるのが満足です。 そうすれば本当の満足の本質を知る。

そんな事をしないでも大丈夫だった頃があったでしょう。 やりまくってやりまくって人間、男性として情けないなぁと恥を知るまでやってくればいいのですよ。 それがわからなければ餓鬼道、畜生道に落ち、る。そういう一生を送れり “たければ” 突き進むのみ。 そういう生き方を自分を知らん生き方とも言う。

何が分かっていないか。今現在、彼女ができて、やがて妻子ができて、責任ある立場になってまでもそういう行為に走る。 ヘタすれば性病もらう。それが彼女に感染する。傷害罪、間接的殺人罪です。 そういう自覚をもっていく。価値観の優先順位が彼女よりも「風俗」が上位ランキングNo.1になっている自分(に自覚すらないこと)を恥じる。

そのくらいこれから一家の主となる立場ならばクリアーしておかなければならないこと。安い投資です。 50万も使う頃には、行為の途中で目が覚めることでしょう」

──ふと「満足とは何か?」「自分とは何か?」ということを考えてしまった。個人的には、本当に大事なことと、欲望についていろんなシーンに当てはまる回答のように思う。まるで北方謙三先生の人生相談「試みの地平線」の名言「ソープへ行け!」のような名回答だ。さて、この質問者にとっての “彼女” は、あなたにとって何に当たるだろうか。

参照元:hasunoha
執筆:中澤星児

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