車椅子の父とアドベンチャーに挑戦する娘(出典:http://www.dailymail.co.uk)

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米ペンシルベニア州チャルフォント出身のグレン・ディックさん(47)は25歳だった1995年、休暇を楽しんでいた最中に脊髄を損傷し下半身麻痺となってしまった。それ以来、車椅子の生活を送っていたグレンさんは自分の子どもを持つことは叶わないだろうと半ばあきらめていた。しかし2005年にオンラインを通して知り合ったモニカさんと結婚、5年後の2010年にエレインちゃんという女の子を授かった。娘の誕生はグレンさんに自信を与え、助け合いながら親子の絆を深めていったのだ。

グレンさんは「正直子どもを持てるとは思っていませんでした。だからエレインの誕生を心から喜びました」と語る。車椅子に乗るグレンさんのそばには、いつもエレインちゃんがいたという。

「産まれてすぐ、エレインが車椅子に乗る私の膝の上で眠ることができるようにと、特注の枕を注文しました。首が座るようになってからは、自分の胸にハーネスを装着してエレインが車椅子から落ちないように工夫しました。」

そして、現在6歳になったエレインちゃんとグレンさんが一緒に行うアクティビティは実に幅広い。アウトドアが大好きな2人はそり遊び、ハイキング、カヤッキングなどのアドベンチャーに次々と挑戦。一緒に旅をすることも楽しみのひとつだという。

グレンさんは「障害を持っていても不可能はありません。私と同じ障害を持つ人たちに希望を届けたいと思って絵本を作りました」と語り、「2人ならどこだっていける・車椅子の父とのアドベンチャー(We Can Go Anywhere: My Adventures On Daddy's Chair)」という本を紹介してみせた。グレンさんいわく、この本には愛、楽観論、想像力がいっぱい詰まっているそうだ。

エレインちゃんは本の中で「私のダディは車椅子を持っていて、私を膝の上に乗せてくれます。私たちは2人でいろんなところに行きます。車椅子に乗るととても速く移動できます。森の中でも公園でも冒険できるし。ダディは時々私に車椅子を運転させてくれるのです」と明かしている。

妻のモニカさん(35)は「グレンとエレインの間には特別な絆があるのです。2人が一緒の時は笑いがいっぱいでとても楽しそう。エレインはグレンができないことをわかっていて、身の回りのことをしっかりサポートしています。エレインはエレインで、グレンからいろんなことを教えてもらっているようです。エレインはグレンが大好き。特に車椅子に乗るのを楽しみにしているのです」と語っている。

「障害を持った人にぜひ見てもらいたい」と、グレンさんは2人の冒険絵本を病院のリハビリセンターへ寄付する予定でいる。ダディの車椅子に乗るエレインちゃんのイラストが描かれた絵本の表紙は、見ているだけでほんわかした気持ちになってくる。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)