蔡総統の演説に注目集まる  あす国慶式典/台湾

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(台北 9日 中央社)中華民国(台湾)の建国記念日に相当する国慶日が10日に迫った。総統府前では記念の式典が予定されており、今年5月に就任し、独立派とされる民進党の蔡英文総統の演説に注目が集まっている。

式典には馬英九前総統や呉敦義前副総統、野党・親民党の宋楚瑜主席らが招かれ、出席する見通し。陳水扁元総統も出席が可能か調整が続けられている。

蔡総統は、今週、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルや読売新聞のインタビューを相次いで受け、中国大陸との関係について、圧力に屈することはないとしながらも、「約束や善意は変わらない」と強調。演説でも両岸(台湾と中国大陸)政策に言及するのではとの見方が強まっている。

式典のテーマは「台湾、あなたがいてよかった」。「人民といっしょに」の概念を軸に台湾の功労者に敬意を示すほか、台湾人による台湾開拓の成果を表現するとしている。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)