7日、台湾・中国時報によると、台湾では国慶節の連休中も中国人観光客の減少が止まらず、かつては1日に1万人以上が訪れていたが、今年は499人まで激減しているという。写真は台湾桃園国際空港。

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2016年10月7日、台湾・中国時報によると、台湾では国慶節の連休中も中国人観光客の減少が止まらず、かつては1日に1万人以上が訪れていたが、今年は499人まで激減しているという。

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台湾南部の嘉義市ではすでに廃業に追い込まれるレストランなども出ており、同市議会の蕭淑麗(シアオ・シューリー)議長は、中国人観光客の減少により観光産業が存亡の危機に瀕しているとして、台湾当局に対策を求める議案を臨時に動議した。

台湾観光局の統計によると、今年8月の訪台中国人観光客は前年比32.41%減の24万9000人で、ツアー客に限ると54.96%も減少している。日韓からの観光客は増えているものの、全体では3.44%の減少。8月の観光客が減少するのは2004年以来初めてのことだという。

台湾クリーニング商業同業公会連合会の張裕隆(ジャン・ユーロン)理事長は、「中国本土の観光客が来ず、東南アジアの観光客は中心都市にしか行かない。嘉義市のホテルには誰も泊まらず、その影響でクリーニング業も目も当てられない状況だ」と話した。議員からは当局に対して、「観光“惨”業」を救う具体的な措置を求める声が上がっているという。(翻訳・編集/北田)