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プレミアムペットフードや犬と猫の食事療法食を展開するロイヤルカナン ジャポンは、「ペットフードの日」制定から3年目を迎える9月20日、ペットの健康管理とペットフードに関するメディアラウンドテーブルを開催。ペットの寿命が延びている中、ペットオーナーに求められている意識について触れた。

東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センターの日下部守昭特任教授による講演では、飼い主は専門性の高い情報発信元による安心感・信頼感を求める傾向が強いと指摘。日下部特任教授が監修したペットの健康管理とペットフードの安心・安全に関する意識調査では、ペットフードはペットの健康管理に欠かせないと認識している飼い主が97.3%にも上ることが判明し、ペットの健康維持と安心・安全に基づいたフード選びの関連性の強さについても言及した。

さらに、昨今の少子・高齢化の影響で、犬・猫などのペットは飼い主にとって家族同然の存在、「コンパニオンアニマル(家族の一員)」として捉える考え方が浸透していると言う。そのため、少しでも長くペットと一緒の生活を楽しみたいと考える人が増えているとして、こうした社会変化を背景に「ペットの健康維持にはドッグドック(人間ドックのペット版)や健診センターの普及など、ペットに対する健康意識の高まりの受け皿となるべき健康管理プラットフォームの早期充実が必要」との見解を示した。

ペットの健康管理と予防医療の啓発に取り組む全国の獣医師による組織「Team HOPE」からは、上條圭司先生(ゼファー動物病院院長)が組織として取り組む施策について発表。最近の状況として、高齢犬・高齢猫の割合が増え、ペットの寿命は確実に延びているとのこと。しかし、人のように早期発見・早期治療という予防医療の概念が一般的なペットオーナーにはまだあまり浸透していないとして、言葉なきペットの異常の発見が遅れがちであることを指摘している。

Team HOPEによるペットを見守る2つの施策として、ペットの健康を保つ「ウェルネスチェック」と、ペットを病気から守る「Team HOPE 健康診断」を紹介。「これらは飼い主が動物病院に訪れるハードルを低くして、ペットの健康のためにもっと気軽に動物病院に行くという予防医療に向けたステップを構築するものであり、ペットの一生において"健康な時間"を延ばすことに貢献できればと考えています」とコメントしている。

最後に、ロイヤルカナン ジャポン レギュラトリー&パブリックアフェアーズマネージャーで獣医師の山本敦氏から、同社の品質と安全性管理について発表された。「ロイヤルカナンでは、「Dog & Cat First(全ては犬と猫のために)」を理念に掲げ、ヘルスニュートリション(ペットが健康でいるための栄養学)を追求している。そのため、「フードの品質や安全性は最優先課題」としている。

飼い主の関心の高い原材料は、最適な栄養バランスで各栄養素が犬や猫の身体の中にきちんと取り込まれるかを重視して選定。品質・安全管理の取り組みとして、製造、保管・配送までの全ての工程を網羅する総合品質管理システム(TQM)を導入しており、全ての原材料と最終商品にロットナンバーを付与し100%トレーサビリティが可能なこと、また、HACCP(ハサップ)に基づいた食品安全性管理アプローチを適用しているという。山本氏は、「ペットのヘルスニュートリションを牽引するブランドとして、ペットの健康寿命の延伸に貢献してまいります」とコメントしている。