懐かしさと美しさを併せ持つ琺瑯製ダイヤルの機械式クロノグラフ

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1913年に発売された国産初の腕時計、服部時計店(のちのセイコーウオッチ)の「ローレル」。この記念すべきモデルに使われていた琺瑯(ほうろう)製のダイヤルを用いた珠玉の1本が登場した。

「セイコー プレサージュ SARK001」は、「ローレル」をリデザインした美しさと懐かしさが同居する腕時計だ。

■懐かしさと職人の高い技量が伝わってくる琺瑯ダイヤル

今年は、国産初の自動巻腕時計「オートマチック」発売から60周年の節目にあたる。<セイコー プレサージュ>は、その記念すべき年にグローバルブランドとして新たに出発することとなった。そして誕生したのが、世界限定1000本の「セイコー プレサージュ SARK001」だ。

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ダイヤルに使われている琺瑯は、熟練職人の手によるものだ。鉄製のベース素材に釉薬を塗布し、高温で焼成し作られる。

そもそも琺瑯は、鍋など大きいモノに使われることが多く、腕時計のダイヤルのような小さいパーツに使われることは珍しい。さらにダイヤルの場合は針などが組み込まれるため、厚みにも制限がある。これら難しい条件をクリアし作られたダイヤルは、日本屈指の琺瑯職人の手により生み出されている。

そんな琺瑯ダイヤルに、セイコーが培ってきた技術を注ぎ込んだ自動巻メカニカルクロノグラフのムーブメント<キャリバー8R48>が組み込まれる。また秒針、分針、時針を瞬時に同時ゼロリセットを行うために、一体型三叉ハンマーが採用され、高い耐久性やメンテナンス性も実現してる。

また、りゅうずには「オートマチック」のダイヤルに印されていたSマーク、通称「蛇S」が意匠として用いられ、裏蓋にはシリアルナンバーと<LimitedEdition>の文字が刻まれる。

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温かみとアナログ感をまとった琺瑯のダイヤルに、15.2mmと厚みのあるケース。手にすると手仕事の素晴らしさを感じさせてくれ機械式腕時計は、デジタル全盛の時代だからこそあえて着けたい1本に仕上がっている。ケース径42mm。27万円。

セイコー プレサージュ SARK001 >>
https://www.seiko-watch.co.jp/products/sark001

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