教育資金として活用できる!FPがオススメする「低解約返戻金型保険」とは

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子どもが生まれると、一家の主に万が一のことがあったときの不安が生まれると同時に、教育資金についても検討した方がよいのかも、と考えてしまいます。

“教育資金=学資保険”というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、今、学資保険の代わりに“低解約返戻(へんれい)金型終身保険”を選ぶご家庭が増えてきていることをご存知ですか?

保険になじみのない方ですとあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、貯蓄性のある保険で、教育資金として活用することができるのです。

今回は、ファイナンシャルプランナーである筆者が学資保険代わりになる“低解約返戻金型終身保険”についてご説明します。

 

■どんな保険なの?

“低解約返戻金型終身保険”とは、保険料を払っている間の解約返戻金(途中解約の際に契約者に戻すお金)を少なくする代わりに、保険料を安く抑えられる貯蓄型の生命保険のことです。

“低解約返戻金型終身保険”は“終身保険”ですから、保険料を払っている間でも支払終了後でも、契約期間中に契約者に万が一のことがあったときに、保険金を受け取ることが可能です。

「学資保険金を18年後に受け取る」のと同じように、“低解約返戻金型終身保険”の払い込み終了時期を18年後にしておけば、18年後に受け取ることも可能ですし、そのまま継続して積み立てていくこともできます。

 

■“低解約返戻金型終身保険”のメリット

では、学資保険ではなく“低解約返戻金型終身保険”を選ぶメリットをみていきましょう。

(1)万が一のときに、保険金がすぐに支払われる

保険料払い込み期間中に契約者が死亡した際、学資保険は満期を迎えるまでお金がおりないのに対し、“低解約返戻金型終身保険”は生命保険のため、死亡時に死亡保険金がおります。

(2)契約を続ける限り、死亡時に満期金より大きな保険金が得られる

学資保険は保険料払い込み期間中に契約者が死亡した場合、保険料払い込みはそこでストップして、満期時に決まった額を受け取ることができます。

一方、“低解約返戻金型終身保険”は死亡と同時に契約終了ですので、死亡後の払い込みがなくなることに加え、死亡保険金として、払い込み終了時にもらえる予定だった金額より大きな保険金を受け取ることが可能です。

そのため払い込み終了時に受け取る予定にしていた金額分はそのまま教育資金として残しておいて、それ以上の部分は生活費に充てるなどの活用ができます。

無事払い込みを終えた場合も、解約せず契約を継続するという選択をすれば、死亡保険としての保証も続きます。

(3)満期以降も積み立てが可能

“低解約返戻金型終身保険”で、例えば大学入学のタイミングで払い込み終了になるよう設定したとしても、その時点で保険金を受け取らず積み立てを続けることができます。

教育資金のつもりで貯めていても、手元のお金から教育資金を用意できそうだと思った場合などに有効です。

払い込み終了以降は積み立てれば積み立てるほど、受け取るときの金額は大きくなりますので、そのまま夫婦の老後の資金にしてもいいですし、子どもの結婚祝いに残しておくのもいいでしょう。

 

■“低解約返戻金型終身保険”のデメリット

低解約返戻金型終身保険のデメリットは、なんといっても払い込み終了の前に解約することによる元本割れです。

もちろん学資保険も途中解約は元本割れするのですが、大きな違いはその返礼率です。学資保険は9割程度が戻ってくるのに対し、低解約返戻金型終身保険は7割ほどしか戻ってきません。

「月々の保険料が高いけど、解約は避けたい」という方は、毎月の保険料を減額することは可能ですが、その減額した分は一部解約とみなされますので、その一部解約した部分はやはり元本割れします。

 

■“低解約返戻金型終身保険”がなくなる?

近年、無料の保険相談などで学資保険の代わりに“低解約返戻金型終身保険”を紹介されるケースが多く、その知名度をあげてきました。

しかしマイナス金利が導入されることで、保険会社がお金を増やすことが難しくなり、今後この“低解約返戻金型終身保険”がなくなる(新規募集をかけなくなる)可能性もあります。

実際に既に取扱いをやめた保険会社もあり、同じく貯蓄性のある学資保険でさえ新規募集をとりやめています。

満期まで払い込みを継続することができるのであれば、ローリスクで利率のいい貯蓄型保険は、確実に発生する必要資金を貯めるのに向いていますので、今のうちに加入しておくほうが賢明かもしれません。

 

いかがでしたでしょうか?

学資保険はわかりやすい名称で、イコール教育資金として加入される方が多いのですが、“低解約返戻金型終身保険”もその内容を知れば、学資保険のように活用できることに加え、満期後はそのときのライフスタイルに合わせた活用ができるため、使い勝手のいい保険といえます。

お子様の教育資金を考える際には、学資保険とともに“低解約返戻金型終身保険”も視野にいれてみてくださいね。

(ライター 沖田かへ)

 

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