7日、中国で大きな社会問題となっている「裸ローン」をめぐり、紅網は「裸ローントラブルに陥った女子大生など同情に値しない」と主張する文章を掲載した。

写真拡大

2016年10月7日、中国で大きな社会問題となっている「裸ローン」をめぐり、中国メディア・紅網は「裸ローントラブルに陥った女子大生など同情に値しない」と主張する文章を掲載した。

「裸ローン」とは、女性が自身のヌード写真と引き換えに高利の金を借り、返済できない場合はその画像がネットでばらまかれるというもの。業者は返済不能に陥った女性の画像を販売したり、売春を強要したりする。金を借りるのは女子大生が中心だが、高校生が当事者になっているケースも報告されている。

文章の著者は「国が厳しく取り締まっているにもかかわらず、高利貸しは女子大生に数百元(100元は約1500円)、数千元と金を貸す。どういう結末になるか分かっていながら敢えて危険に飛び込む女子大生など同情に値しない」とし、「冷酷だと思われかねないが、同情する前に冷静になっていくつかの問題を考えるべきだ」と指摘する。

著者が挙げた問題とは「女子大生はどうやって借金を返すか、借りる前に考えなかったのか?」「ヌード写真を渡す時に自身の尊厳について考えなかったのか?」「いったん差し出した『尊厳』は金で取り戻せないということを考えなかったのか?」「借金を完済できたとして、業者があっさりヌード写真のデータを消すとでも?」という4点だ。著者は大学生でありながらこのようなことを考えないのは「知性の成長を疑う」とし、「自身の愚かさとこの年齢にふさわしくない知性のせいでこんな代価を支払ってしまうことをかわいそうとは思えない。これらの問題をよく考えた上で金を借りたのなら、なおさら同情できない」と主張。女性らは生活苦のためではなく虚栄心のために裸ローンに手を出していると説明し、「女子大生が自身の欲求を押さえることができていれば他人に付け込まれることなどなかった」などと、業者側も悪いとしながらも「責めるべきは業者に限らない。前提には借りる側の問題があった」と述べる。

さらに、「監督や教育の落ち度」を指摘する声には「女子大生はそこまで無辜(むこ)ではない。彼女らの過ちを周囲のせいにすべきではない」と反論。「借りる側の旺盛な需要があるからさまざまな契約形式が出現する。当局は自らだまされに行く彼女らを取り締まることなどできない」とし、最後は「われわれに同情心は必要だが同情の乱用があってはならない。そして、ヌード写真が売られる彼女らがかわいそうだからといって、その無知と虚栄心を無視することはできない。悪人が最も好むのは、一時的な快楽を味わおうと欲望を顔ににじませた人間だ。彼女たちが業者に生存の道を与えている。そういう意味ではヌード写真を提供した女子大生も悪事に手を貸したと言える」と締めくくった。(翻訳・編集/野谷)