シルビアの全面にステッカーを貼り込んだ、まるで芸術品!

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東方Project作品の痛車がメーンに集った東方&オールジャンル痛車ミーティング in FSW(富士スピードウェイ)。その中でも同一キャラクターの痛車が3台並び、ひと際目を引く一群を発見!WEBマガジン「週刊ジョージア」がオーナーを直撃し、徹底解剖する!

【写真を見る】かわいい妖精をド派手にペイント!東方Project作品「東方紅魔郷〜the Embodiment of Scarlet Devil」の登場キャラ

■ シリーズ屈指の人気キャラクター

――Aさん、あそこを見てください。かなり凝った痛車がありますよ!

おお、東方Project作品に出てくる“チルノ”の痛車が3台並んでいるね。

――あのキャラクターはチルノっていうんですね。どんなキャラクターなんですか?

確か『東方紅魔郷(こうまきょう)〜the Embodiment of Scarlet Devil』っていう作品の、序盤ボスとして初登場した氷の妖精だよ。面白いのはね、氷の妖精なのになぜかけんかっ早くて熱い性格なんだよね。

――妖精なんですね。ちなみに人気キャラクターなんですか?

今年1月に行われた東方Wikiが主催する“第12回 東方Project人気投票”では35位だったけど、これまでには4位にランクインしたこともある人気キャラだよ。まあ非公式の人気投票ではあるけどね。

――でも今年は35位なんですよね?なんか微妙な感じがしますが…。

おいおい、何を言っているんだい。愛好家による二次創作では、主人公に並ぶぐらいの頻度で登場するんだよ。それに“お絵カキコ”は知ってるかな?

――いえ、まったく知りませんが…。

ニコニコ大百科の掲示板に描いた絵を投稿できる機能なんだけど、チルノは東方キャラの中でもその数が最多なんだよ。

――なるほど、そう聞くと人気ぶりが分かりますね。早速オーナーさんに話を聞きに行きましょう!

■ とにかくチルノがナンバーワン!

――こんにちは、少しお話いいですか?

ええ、もちろんいいですよ。

――ではまず、お名前は?

桃月です。

――痛車歴はどのくらいですか?

6年、いや7年かな?まあそのぐらいですね!

――このクルマのベースはもしかすると…。

日産のスカイラインです。

――スカイラインを痛車化ですか!?(驚)。ちゅうちょしませんでした?

それは一切ありませんでした。やっぱりチルノが好きなんで。…いや、スカイラインも好きですけどね。

――キャラのどのあたりが魅力なんですか?

やっぱりかわいいじゃないですか。それ以外に理由なんてありませんよ。とにかくかわいい!

――これはかなりの…(苦笑)。ちなみにこのステッカーって、どうしているのですか?

デザインは自分で考えますが、デジタル加工処理はできないので、友人に助けてもらっています。ただ、人の手を借りているのは正直悔しい部分でもありますが。

――と言いますと?

やっぱり自分の好きな車に好きなキャラを貼るんだから、自分で作らないと意味がないですからね(笑)。なので、できる部分は作りますし、貼る作業も自分で行います。

――しかし、自作できるものなんですか?

ボディー横のステッカーは友人の助けを借りてますが、リアのステッカーはハンドメイドです。

――これはどのようにして製作されたんでしょう?

カッティングステッカーを手作業で作る方法です。上手く作るコツはあまり細かくし過ぎないことですね。ただ、印刷屋さんで機械切りが今の主流なので、この辺りも作り手さんが少なくなってしまいましたね。

――改めて見ても、これはすごいですね、おそれ入ります。貼り方にもコツがあるんですか?

そうですね。ステッカーの素材によってはそのままでも貼れますし、物によってはドライヤーで温めて貼っています。

――なるほど、そういうテクニックがあるんですね。ありがとうございました。

■ 妖精愛にあふれた一台

――続いてよろしいでしょうか?

はい、いいですよ。

お名前は?

はい、ドゥービアです。

――これはまた、見事に全面チルノですね。クルマは…シルビアですか?

クルマはそうですけど、よく見てください。チルノだけじゃなくて、大妖精もいるんですよ。

――……すみません、なんかすみません。大妖精とはなんでしょうか?

大妖精は『東方紅魔郷』での2面の中ボス、チルノは2面のボスでした。同人誌などではよく一緒に登場するけど、外見以外はほぼ創作ですね。オリジナル作品ではそのあたり深く触れられていませんから。

――これもまたかわいいキャラクターですね。でも全面ともなると、ステッカーにかなりお金が掛かってそうですね。

だいたい14万円くらいです。それでもやり方を業者に教えてもらって、トップとかは自分で貼りますから。

――これを自分で貼るとは、すごいテクニックですね。車内もぜひ見せてください。

いいですよ、どうぞ。

――外見からも中身からも、かなりの愛情が感じられますね。感服です。

それはやっぱり、東方で最初にハマったキャラですから。ナンバーもチルノの愛称“9”にかけています。

――なるほど、それは愛着もひとしおですね!ありがとうございました。

■ オーナーは新潟から参加!

――お名前を教えてください。

関越特快です。特急を名乗る人は多いと思いますが、私は特快です(笑)。

――長岡ナンバーですが、これってもしかして…

はい、高速をブッ飛ばして新潟から来ました!

――だからの花火玉なわけですね!

まあ、そこはこだわりですよね(笑)。

――それにしても隅々まで手が込んでますね。

ありがとうございます。地元のイベント“新潟痛車フェス”で投票1位になったこともあるんです。

――やはり、これだけの完成度ですものね。イラストのこだわりなどは?

うーん、やっぱりシンプルなイラストで老若男女にウケる、かわいらしい絵を選んでいますね。

――なるほど。さらにもっと細かい、ここを見てほしいというポイントは?

他には、ここでしょうか?

――ホイールですか?

はい、チルノをイメージして、白いホイールをベースに青いカッティングステッカーを貼り込みました。今回は持ってきてないんですが、冬用のホイールもあるんですよ。

――細部にまでこだわり満載ですね。苦労した点は?

土地柄豪雪地帯なので、ステッカーのダメージも大きいんですよね。

――それは日常のメンテナンスが重要ですね。最後に、一つ気になってたんですが、これはどういう意味ですか?

ああ、これは長岡の方言ですね。“ばっか”は“とても”、“かわいげらね”は“かわいいね”。つまり、“チルノちゃん、とてもかわいいね”ってことです。

――なるほど、オリジナリティーがたまりませんね。どうもありがとうございました。

(※この記事は「週刊ジョージア」の「クルマニア画報」から抜粋したものです。完全版は「週刊ジョージア」<https://weekly-g.jp>でご覧いただけます)【週刊ジョージア】

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