ノーベル生理学・医学賞の大隅良典東工大栄誉教授の受賞が決まり日本中が沸いていますが、なぜ「数学賞」部門がないのか疑問に感じたことはありませんか? 無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、その驚きの説が紹介されています。

ノーベルは数学が嫌いだったのか?

If I were again beginning my studies, I would follow the advice of Plato and start with mathmatics. ―Galileo Galilei

 

私が自分の学業をもう一度始めるとしたら、プラトンのアドバイスに従って、数学から始めるだろう。 ―ガリレオ=ガリレイ

ノーベル賞は、ダイナマイトを発明したノーベルが、人類の進歩に貢献した人に授与してほしい…と遺言したことに基づいて始まったものです。

分野は、物理学、化学、医学生理学、文学、平和の6分野です(「経済学賞」は1968年に創設されたもので、ノーベル自身が設けたものではないので、ここでは省略します)。

この中で、平和賞は「活動」や「行動」に対する評価ですし、文学賞は「作品」が対象です。他の賞が「研究成果」に対して贈られるのと比べると少し毛色が違いますね。

さて、この中には「数学賞」というのはありませんね。なぜなんでしょう? これには諸説があります。

私が昔聞いたのは、「ノーベル賞は基礎科学に対して授与されるので、数学は対象にならない」というものでした。でも、物理学でもなんでも数式によって表現されますし、ちょっとこれは違う気がします。冒頭に引用したように、ガリレオの言葉からも,数学が基礎だという考えの方が合っている気がします(このガリレオの言葉で「そうだよね、数学って基礎だよね」と思ったことが今日のネタのきっかけです)。

面白い説が一つあります。「俗説」ですが、数学者のコワレフスカヤという女性の存在がその理由だというものです。

コワレフスカヤは1850年、モスクワ生まれ。幼少から抜群の数学的才能を発揮するのですが、女性が高等教育を受けることも、海外の大学に行くことも簡単でない時代。そんな中で、ロシアでは初の、ヨーロッパ全体でも3人目の大学教授という職を手にした女性です。また、その美しさから多くの男性からの求愛を受けたそうです。

その中にノーベルもいたのですが、あえなく振られてしまいます。ノーベルはがっくり…となるのですが、さて、ノーベル賞の部門を考えるときに、「もしノーベル数学賞を創設したら、彼女と親しい数学者のあいつが受賞するかもしれない」と思って、「やきもち」「嫉妬」から、数学賞を設けなかった、という説があります。

嫉妬が原因????

本当の理由は、ノーベルがどこにも書き残していないのでわかりません。しかし、嫉妬が原因で数学賞がない、という説は、なんとなく「人間くさい」話で、私はこういうのは好きです。

image by: superjoseph / Shutterstock.com

 

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出典元:まぐまぐニュース!