「ピエール・ミニョン」と、生チョコレート[シャンパン(ピエール・ミニョン)]

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「なぜ?」と思う身近な謎、放置されていませんか? 知りたがりで、すぐ電話をしてしまうスーパ―マーケット研究家・菅原佳己があなたに代わって疑問を解決。「なぜ?」の裏側にある真実は、予想を超える答えだったりします。知識も味の一部。いつものあの味も、知ればもっと美味しくなるのです。

ふわりとシャンパンが香る、上品な生チョコレート

〜あのチョコレートで有名な「ロイズ」への疑問〜

【疑問】ロイズの「シャンパン生チョコレート」が好きだが、ほんとはアレ、シャンパン風味なだけなのではないか?(愛知県・女性)

じつはこの疑問、私がとあるワインセミナーを受講中、同じ参加者から出た思いがけない講師への質問でした。もちろん講師の先生はワインのエキスパートであって、北海道のチョコレートメーカーのロイズの原料まではご存知ではないはず。しかし、さすが先生もプロ、「シャンパンの名称は、フランスのシャンパーニュ地方で生産され、かつAOC(原産地統制呼称)の基準を満たす製造方法でなくては、決して使うことができません。ゆえにシャンパンは入っているでしょう」と明解な回答。でも、その先が気になり、勝手に調べてみました。

【答え】本場シャンパーニュでも一目置かれるメゾンの「ピエール・ミニョン」(ブリュット プレステージュ)がふんだんに使われています。

「ロイズ」のチョコで知られている北海道のチョコレートメーカー「ロイズコンフェクト」。北海道みやげというだけでなく、高品質でいてお手頃な価格でファンが多く、なかでも生チョコシリーズは同社の看板商品の一つです。質問の「シャンパンの生チョコレート」とは、正式な商品名が『生チョコレート[シャンパン(ピエール・ミニョン)]』。あら、もう答えが出てしまいました。

この生チョコに使われているのは、本場シャンパーニュの「ピエール・ミニョン」(ブリュット プレステージュ)。各国のフランス大使館でも愛飲され、世界的に権威のあるコンクールでも金賞を受賞した、世界中で愛されている逸品なのです。

さて、そんな素晴らしいシャンパンと日本のロイズとの出会いは仏・シャンパーニュ地方の小さな村ル・ブロイでした。生チョコに合うシャンパンを求めシャンパーニュを訪れていたロイズコンフェクトの一行が、偶然立ち寄ったメゾンこそがピエール・ミニョン社。代々伝統を受け継ぐ家族経営のシャンパンメゾン(シャンパン製造社)で、ぶどうの栽培から収穫、製造、瓶詰めまで一貫して行っているミニョン氏のシャンパンに対する情熱とこだわりに共感。そしてなんといっても「ピエール・ミニョン」の持つ華やかさと爽やかな味わいに心動かされたのが、この『生チョコレート[シャンパン(ピエール・ミニョン)]』の始まりだったそうです。

詳しいレシピは秘密ですが、上質なシャンパンが生チョコ原料に惜しみなく注がれている様子は、ロイズHPの「チョコレートの旅#19(※)」にて見ることができます。

なお、製品になった状態でのアルコール度数は1%未満ということで、子どもでも美味しく食べることができるんです。

【予想以上の答え】そのシャンパンをなんとロイズで入手することができます。さらに!! 限定販売ながらロイズブランドの日本酒も存在!

ロイズが使用を決めたシャンパン「ピエール・ミニョン」の華やかで爽やかな味わい。その味を多くの人に知ってほしいと、ロイズのオンラインショップでチョコに使われているのと同じ「ピエール・ミニョン」を販売中。馥郁とした香りでキリッとした味のシャンパンで、お料理にもよく合うんです。生チョコとシャンパンを手みやげにすれば、こんな知られざるロイズのシャンパンへのこだわりで、ひと蘊蓄、盛り上がること間違いなし! 知って味わうと格別です。

さらにもうひと盛り上がりの情報を。ロイズふと美工場がある、北海道当別町産のお米からつくった日本酒「大吟醸 太美」(720ml 3,348円/数量限定品)も美味しいと評判なんですよ。