「象足首」を解消する正しい歩き方&1分簡単エクササイズ

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夕方になると足がむくんで靴がきつくなったり、足首とふくらはぎの境目がなくなってしまうという方。特にブーツなどを履くこれからの季節は気になりますよね。

そこで今回は日本姿勢調律協会代表理事である筆者が、足のくびれづくりに習慣化させたい正しい歩き方とお勧めの簡単エクササイズをご紹介します!

■間違った歩き方は、足首のむくみの原因にも

普段、自分の歩き方を意識している方は多くないかもしれませんが、実は歩き方によって足首がみるみる象足首になってしまう危険があるんです。

ぺたんこ靴を履いてずるずると足音がするように歩き続けていると、足の筋力をあまり使わずに前へ進ませてくれるため、足首の引きしめに欠かせないアキレス腱が使われず、象足首を招いてしまうことがあります。

ぺたんこ靴でも足首をしっかり動かすためには、かかとから着地し、しっかりと足の親指で地面を蹴るウォーキングを心がけて下さい。

実は、ヒールのある靴は美脚づくりに非常に有効なアイテムです。足を美しくするための筋力が必要となりますので、背中をしっかりと伸ばして、たまにヒールでおでかけしてみるのもお勧めです。

■象足首を解消するバレエエクササイズ“ルルベ”

歩き方を意識することに加えて、毎日の習慣にプラスしたいのは、美しい美脚がつくれるバレエエクササイズ。

まずは、真っ直ぐ立ちましょう。その際、腰が反ってしまわないように足の付け根の部分は床面と垂直にさせます。お尻をキュッと締めることがポイントです。

足の左右差の解消のために足の親指を寄せ、少しだけかかとを外におきます。

鼻から息を吸い、口から息を吐きながらゆっくりと踵を上げていきます。その際、足の力で頑張ろうとせずに、お腹を引き上げ、頭は天に吊られているイメージで持ち上げましょう。足首がキュッときつくなるところまで上げることがポイントです。

5秒で上げて5秒キープ、そして5秒で降ろします。降ろすときは、また呼吸を足し、ゆっくりと息を吐きながら降ろしていきましょう。

これを一日1回3セット続けられれば、1ヶ月でみるみるキレイな足のラインと美しく引き締まった足首が手に入りますよ!

【筆者略歴】

野口早苗 ・・・3歳からのダンス経験を生かし国内外でプロダンサーとして活躍後、姿勢調律士として正しい姿勢の普及活動を行う。姿勢によって、より心と身体を健やかに美しく磨くための方法をご紹介。

【画像】

※ Antonio Guillem / Shutterstock