初回限定200台!衝撃吸収ボディなど独創性に富んだシトロエン「C4カクタス」上陸

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クルマのボディに衝撃を吸収する素材を埋め込んだら…。

そんな、子供の頃に夢想したようなアイデアを実現してしまったのが、シトロエンの「C4カクタス」です。

ボディ側面の、凹凸のある黒い(ボディカラーによってはチョコレート色)部分は、空気を内包した熱可塑性ポリウレタン製の“エアバンプ”。この素材、内部に衝撃を吸収するエアカプセルを搭載しており、4km/hまでの軽い衝撃ならボディを保護してくれるのです。エアバンプはフロントとリアのコーナーにも装備されているので、ちょっとした衝撃を受けやすい部分は、ほぼカバーしています。

シトロエン C4カクタス

ボディ保護という機能だけでなく、デザイン上のアクセントにもなっているエアバンプは、特許を取得しているシトロエンの独自技術。これを初採用したC4カクタスは、ヨーロッパで2015年にデビュー。以降、すでに11万台以上の販売実績を記録し、優れたカーデザインに贈られる「2015ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれています。

■エアバンプはデザイン上のアクセントにも!

C4カクタスに採用されている独創的な技術は、エアバンプだけではありません。万一の衝突時に同乗者を守る助手席エアバッグは、ルーフから展開する方式を採用。これにより、インテリアデザインの自由度が高まり、助手席前のダッシュボードには大きなトップボックスを設けています。

シトロエン C4カクタス

シトロエン C4カクタス

ワイパーには“マジックウォッシュ”と呼ばれる、ワイパー内部にウォッシャーノズルを搭載したシステムを初採用。ワイパー本体でウォッシャー液を噴射しながら拭き取るので、ウインドウの洗浄中でも視界を確保できるほか、ウォッシャー液の使用量も半減するという画期的な機構です。

インテリアもなかなかユニーク。水平基調のダッシュボードは、ドライバーの目前にデジタルの速度計のみを配置。走行データなどの表示は7型タッチパネルに集約し、エアコンなどの操作も、こちらで行う方式です。

シトロエン C4カクタス

シフトレバーは存在せず、ATの操作はダッシュボード下に設けられた“イージープッシュ”のボタンを押すだけ。ハンドルにはシフトパドルシフトを搭載しており、マニュアルモード時の変速操作はこちらで行います。

シトロエン C4カクタス

パワートレインは、1.2リッターの直列3気筒“ピュアテック”エンジンに、5速ETG(エフィシェント・トロニック・ギアボックス)の組み合わせ。最高出力82馬力、最大トルク12.0kg-mと、数値だけを見れば非力に感じますが、1070kgという軽量なボディをしっかりと加速させます。

シトロエン C4カクタス

また、ボディサイズはコンパクトですが、ホイールベースが2595mmと長めに取られているので、クロスオーバーカーらしい優れた走行安定性と、余裕ある室内スペースを兼備しています。

コンパクトながら、シトロエンらしい独創性にあふれた技術をふんだんに搭載したC4カクタス。価格はファブリックシートのモデルが238万円、ベロアシート仕様は241万円で、初回は限定200台のみの販売。ヨーロッパで抜群の人気を誇る上に、日本への正規輸入を首を長くして待っていた人も多いので、欲しい人はぜひお急ぎください!

シトロエン C4カクタス

(文/増谷茂樹)

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