神戸製鋼所は2016年10月3日、工場で勤務する女性社員が妊娠中も着られる「マタニティー作業服」を同年10月から導入したと発表した。鉄鋼業界では初の取り組みという。

ズボンの腹部が伸縮しやすい素材となっており、上着も腰回りのサイズをボタンで調整できる。女性が働きやすい環境を整備し、採用増につなげる狙いがある。

神戸製鋼の発表資料によると、同社では年間10人程度、工場勤務の妊婦がおり、女性の採用増加に伴ってさらに増えると見込まれている。

従来は男性サイズの大きめの作業服や私服を着ていたが、余った裾や袖が機械に巻き込まれたり、転んだりする危険があるため、製造現場には立ち入りを制限されていた。女性社員へのヒヤリングの中では「現場に入ることができず、業務に支障が出る」という意見が出ており、導入に踏み切った。