「次は東京五輪・パラリンピック」と実感した人が増加 東京五輪・パラリンピック意識調査

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 今夏のリオデジャネイロ五輪では史上最多41個、パラリンピックで前回を上回る24個のメダルを獲得した日本選手団。10月7日、そのメダリストたちが凱旋パレードを行った。2012年ロンドン五輪後のパレードでは、東京・銀座の約1キロのコースに約50万人が集まったが、今回は銀座8丁目交差点から日本橋室町まで、中央通り沿いの約2.5キロを選手が笑顔で行進。4年前を上回る80万人(主催者発表)が、盛大に祝福した。
 リオ五輪・パラリンピックにまつわる一連のイベントはこのパレードで終了、いよいよ東京五輪までの4年間が始まるが、人々は東京大会に対してどんな意識を持っているだろうか。株式会社共同通信社は、2020年の東京五輪・パラリンピックについて2回目の意識調査を行った。8月のリオ五輪期間中に実施した1回目の調査に続き、今回はリオパラリンピック終了後の9月23日から26日に実施。全国の10〜60代の男女1100人を対象にした。

 この調査では、まずリオ五輪・パラリンピックを見たり情報に接したりして、どう感じたかを尋ねた。すると、「記録に挑戦する選手の姿に心打たれた」(79.1%)、「スポーツの良さをあらためて感じた」(76.6%)、「次は東京五輪・パラリンピックだと実感した」(73.2%)という項目について、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人の合計が7割を超えた。
 前回(リオ五輪期間中)の調査結果と比較してみると、伸びを見せたのは「次は東京五輪・パラリンピックだと実感した」(前回65.7%→今回73.2%、7.5ポイント増)、「東京五輪・パラリンピックへの関心が増した」(前回63.7%→今回68.3%、4.6ポイント増)。試合後、それぞれの日本人選手が東京大会に向けての考えを表明していたり、閉会式でのパフォーマンスや、アニメのキャラクターが登場したPR映像が好評だったことが、影響しているのではないだろうか。

 また、「東京五輪・パラリンピックは、世界に向けてどんなところが誇れる大会になりますか?」という問いには「治安の良さと交通の便利さ」(30代男性)、「随所に細やかな心配りがあり、安心安全な大会になってほしい」(50代女性)、「海外からの観光客や選手が安心して競技に集中することができる、マナーや治安の良さを誇れるような開催国になってほしい」(30代女性)など、日本の安全性・利便性の高さを挙げる回答が目立った。実際に見てみたい種目については体操(32.3%)、競泳(27.7%)、陸上競技(27.5%)、テニス(23.5%)、そして東京大会の追加種目に決まった野球・ソフトボール(22.4%)が挙がった。

 自国での開催ということで、これからの4年間、今まで以上に多くの日本人アスリートが、五輪・パラリンピックの舞台に立つという夢を追い掛けるだろう。リオであらためてスポーツの面白さ、素晴らしさを感じた側としては、東京大会でどの選手がどんな活躍を見せるか、そしてどんな凱旋パレードになるのか、思いをはせながら応援したい。