犬がブルブルする原因

ブルブル震える色々な原因

感情を表すカーミングシグナル

犬は声を出したり、しっぽを振ったりして話しかけていますが、人間の様に言葉を話す事は出来ないので、体を使って喜怒哀楽などの感情を表現しています。それを「カーミングシグナル」と言い、27種類もあって人間と比べても感情の豊かさは引けを取りません。

犬が散歩中に急に止まってブルブル震えだしたら「そっちには行きたくないよ」という「イヤ」のサインです。リードを引っ張って行きたくないと表現できるタイプなら良いのですが、気の弱いタイプの子は、叱られるかも?と考えて「イヤ」と言えないのでブルブルと体を震わせて、やんわりと自分の意志を伝えています。

犬は元々、争いを好まない動物なので飼い主さんにもやんわりと気持ちを伝える方法をとります。

体温の低下

犬も人間と同様に寒いとブルブルと震えます。体温の低下を防ぐために、筋肉を使って熱を作りだそうとして体をブルブル震わせます。特にチワワなどの小型犬は体が小さいので代謝が早く、体温の低下も早いので素早く体温を上げないといけないので、ブルブル震える頻度が多いとも言われているそうです。

心因性・ストレス

気の弱い犬は叱られたり、知らない人に触られたり、他の犬に吠えらりたり、知らない場所に行ったりと、様々な恐怖を感じると震えたりします。気の強い犬でも、怒っていたり、近づかないで欲しいなど、極度の緊張状態になるとブルブル震える場合があります。

身体的原因

ケガをしていたり、体のどこかが痛かったり、熱があり悪寒を感じるとブルブル震えます。また、おしっこを我慢している時も、人間と同様にブルブル震えたりします。老犬や手足の短い犬種や太り過ぎの犬は、筋力が低下して、自分の体を支えられなくなって震えが起こります。

外的な原因

雨に濡れたり、水しぶきで体が濡れたりすると、毛並みが気持ち悪くてブルブルします。また耳に虫などが入ったり、痒かったりしても頭をブルブル振ったりします。

病気によるもの

熱中症が進行してブルブル震える場合は、かなり重度の症状になります。他にも、ジステンパー・てんかん・神経系の病気・脳の異常・尿毒症・中毒などの病気が考えられます。

犬がブルブルした時の対処方法

原因を見つける

その犬にとって何がイヤなのか、怯えてる対象、物や他の犬や人間や音など、原因は様々です。人間でも嫌いな音や怖い物がある様に、犬にもブルブル震えるほどイヤなものがあります。家族の争う声などで震えてしまう場合もあります。その原因を理解して取り除いてあげましょう。

感情的な場合

犬が何かに怯えていたり、怒っていたり、感情的にブルブル震えている場合は、落ち着いた口調で話しかけて、気持ちを理解して優しくなでて落ち着かせてあげましょう。

注意点としては、目をじーっと見つめない、急に触らない、大声で叱らない、きつく抱きしめない、リードをきつく握りしめないなど威圧的な態度や急な行動は、余計に感情を高ぶらせるだけなので止めましょう。

原因がハッキリしてる時

犬がケガをしていたり、お腹を壊して痛がっている場合は、1度獣医師に診てもらいましょう。
他の犬が怖い、大きな音がするなど原因が分かる場合は、その場から離れて安心させてあげましょう。

また寒さでブルブル震えている場合は、室内犬でしたら床に直接寝ないように、ベッドを用意して毛布を敷いてあげてもいいですし、ペットヒーターなどを利用されても良いですね。

室外で飼われている場合は、犬小屋に断熱性の高いシートや毛布を入れてあげましょう。それでもブルブル震える場合は小屋を段ボールなどで囲んだり、入り口に出入りしやすい様にカーテンを付けてあげたり、冷え込む夜には玄関の中で毛布を敷いて寝かせてあげましょう。

病気の疑いがある時

暖かくしても、落ち着かせてもブルブル震えが止まらない、その場合は何か病気のサインかもしれませんので、速やかに獣医師に診てもらいましょう。熱中症の場合、処置が遅れると大変な事になる場合がありますので、必ず診察を受けてくださいね。

まとめ

どうしてブルブル震えているの?と原因が分からなければ飼い主さんも、不安で対処の仕方も分からないですよね。ある程度、震えの原因が分かっていれば対処も出来ますね。

でも状態が重度だったり、何日も続く場合は必ず獣医の診察を受けてくださいね。何もなければ安心出来ますし、病気の場合も早期治療に繋がります。震えるなどの、ちょっとしたしぐさにも意味がある事を理解してあげて、長く家族でいれる様にしましょうね。