東元電機初代会長、故・林和引氏の夫人、林明[木爵]氏(手前)とその娘婿で東元グループの黄茂雄会長

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(台北 7日 中央社)大手電機メーカーの東元電機(TECO)は6日、創業60周年を迎えた。同社の邱純枝董事長(会長)は祝賀会で、人工知能(AI)やビッグデータなどによって生産効率を高める「第4次産業革命」(インダストリー4.0)に取り組む姿勢を示した。

式典には日本の経営コンサルタント、大前研一氏もビデオメッセージで登場。今後、あらゆる産業がデジタル革命の影響を受けると指摘した。

同社はすでに台湾の工場の一部を自動化させているほか、中国大陸の無錫には6700万米ドル(約69億5500万円)を投じ、高度に自動化された「スマート工場」のコンセプトを取り入れたプレス加工拠点を完成させている。

東元電機は1956年に電気モーターメーカーとして創業。上場を果たした1973年からはテレビ、エアコンなどの家電製品の生産も開始。1990年には日本と合弁で台湾におけるモスバーガーの運営会社を設立して外食産業にも進出するなど、積極的に多角化を進めてきた。

(鍾栄峰/編集:杉野浩司)