在日米海兵隊は5日、AV-8B ハリアーII攻撃機を10月7日より運用開始すると発表を行いました。
 
「第31海兵遠征部隊」に所属するハリアーIIは9月22日の午後2時頃、沖縄本島の東で墜落するという事故を起こしていました。パイロットは無事に脱出したものの、墜落原因は現在も調査中だと発表されています。そして今回の運用開始まで、ハリアーIIの飛行は自粛されていました。
 
ハリアーIIは初の実用的な垂直離着陸機(VTOL)だったイギリスのAV-8 ホーカー・シドレー ハリアーの発展機で、マクドネル・ダグラスが開発しました。先代と同じくVTOL能力を有し、米海兵隊やスペイン、イタリアで運用実績があります。またイギリスにも逆輸入されたこともありました。
 
初代ハリアーはかなり操縦が難しく事故が多かったようですが、ハリアーIIは電子機器の性能向上などによってその操作性は向上しているようです。ただし、MV-22 オスプレイなどに比べるとその事故率は高めとなっています(オスプレイの事故率は特に高くありません)。
 
さてそのハリアーIIですが、今後はF-35B ライトニングへの刷新が予定されています。米海兵隊向けのF-35Bはすでに初期戦闘力を獲得し、2017年には岩国基地に配備される予定です。1980年台に運用が始まったハリアーIIですが、まだまだ活躍することになりそうですね。
 
Image Credit: Wikipedia
■ハリアー運用再開に関しての記者会見
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