Appleは、クラウド関連サービスを強化し、GoogleやAmazonに対抗できるよう、関連部門のオフィスを集約する方針だ、とBloombrgが報じています。

Siriやマップ、iCloud部門を統合へ

Appleのエディ・キュー上級副社長が率いるAppleのクラウドサービスは、Siri、マップ、iCloud、Apple Pay、Apple News、そしてiTunesやApple Musicと近年拡大を続けています。
 
現在、これらの担当チームのオフィスはクパチーノ市やサンノゼ市に分散しており、連携が不十分なため、開発に時間がかかり、バグが増えているという問題を抱えています。
 

エディ・キュー上級副社長

エディ・キュー上級副社長


 
現在建設が進められている、2017年に移転予定の新本社Apple Campus2に多くの部門が移転するタイミングで、クラウド関連サービス部門が現在の本社社屋に集約される計画だ、と事情に詳しい関係者が明かしています。

Appleの成長株、サービス部門を支えるクラウド

7月の四半期決算発表で明かされた、iPhoneの販売低迷という暗いニュースの一方で、前年比19%増と順調に成長を続けるサービス部門は、近いうちにMacやiPadを抜き、iPhoneに次ぐ収益源となることが期待されています。
 
ユーザーから決して好評とはいえないAppleのクラウド関連サービスですが、Appleは開発体制を強化することで、クラウドで先を行くGoogleやAmazonと渡り合える競争力を得たいようです。
 
Appleは、ケーブルテレビネットワーク大手のTime Warner Cableの元役員ピーター・スターン氏を、クラウド部門担当副社長として引き抜いています。スターン氏は、エディ・キュー氏の部下にあたります。
 
ユーザーとしては、iPhoneやMacを使う上で不可欠な存在となったクラウドサービスがさらに充実することを期待したいところです。
 
 
Source:Bloomberg
(hato)