写真提供:マイナビニュース

写真拡大

fossBytesに10月5日(米国時間)に掲載された記事「Here's Why You Should Delete Your Yahoo Account Right Now」が、ここ最近のYahooに関する問題はすぐに解決するようには思われないと伝えた。記事では、Yahooのアカウントを削除する作業はそれほど難しくないとし、場合によっては検討すべきといった意向を示している。

複数のメディアが、Yahooによるメールのスキャンにまつわる問題を報じている。Reuterが報告した内容が元になっており、Yahooは米国政府の要望を受けて同社の電子メールユーザーすべてのメールの内容をスキャンするソフトウェアを秘密裏に開発して保持していると指摘したもの。

このソフトの開発について、CEOのMarissa Mayer氏が当時同社でセキュリティ関連の責任者を務めていたAlex Stamos氏に助言を求めることなく許可を出したと言われており、Stamos氏は後に同社を去り現在はFacebooでセキュリティ関連の業務に従事している。

Yahooのセキュリティチームはこのメールスキャンプログラムを2015年5月に発見しており、当初はこれが何者かによるハッキング行為ではないかと考えていたという。Yahooは今回の報道に対して「同社は法令を遵守する企業であり、米国の法律を遵守する」といった旨を発表しているが、記事ではこの発言をまるで冗談のようだと評価している。

また、記事ではこの問題を受け、エンド・ツー・エンドでの暗号化通信の重要性を強調している。エンド・ツー・エンドの暗号化通信を標準化して、すべての電子メールシステムおよびメッセージングアプリケーションでそうした暗号通信をデフォルトで利用すべきと指摘している。

(後藤大地)