進化を続けるFREETEL!TwitterもFacebookもInstagramも通信量0に

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格安SIMサービス「FREETEL SIM」を提供するプラスワン・マーケティングは10月6日、「FREETEL World 2016 Fall/Winter」を開催しました。新製品としてスマホ2機種を発表。加えて、新料金プランなどサービス施策についてもアナウンスしました。

■新機種は「KIWAMI 2」と「RAIJIN」の2機種

スマホとして発表された機種は「KIWAMI 2」と「RAIJIN」の2機種。「KIWAMI 2」は現行のKIWAMIの後継機に相当するモデル。SAMURAIシリーズのハイエンド機で、価格は4万9800円(税抜、以下同)。フルメタルボディに5.7インチのWQHDディスプレイを搭載します。

P1140768 KIWAMI 2 (正面)

 

P1140769 KIWAMI 2(背面)

 

CPUには、国内初となる10コアの「MT6797 Helio X20」を採用。また、4GB RAMと64GB ROMを搭載しており、スペックの数値は非常に高いと言えます。バッテリーは3400mAhと大容量。カメラも背面1600万画素、前面800万画素。普段使いには充分です。

SIMカードは、ナノSIMを2枚挿入可能。SIMフリースマホの最近のトレンドである「DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)」もしっかり押さえており、2枚のSIMで同時待ち受けが利用できます。なお、充電ケーブルにはUSB Type-Cを採用。

P1140779 ディスプレイ下部の「FREETELボタン」

 

ディスプレイ下部に配置されたFREETELボタンは指紋センサーを兼ねます。また、軽くタップすると「戻る」、強く押すと「ホーム画面に戻る」操作が可能です。

P1140789 電話アプリ画面の左下に「FREETELでんわ」のスイッチ

 

「FREETEL UI 2.0」を搭載することもポイント。画面の下からショートカットアイコンを表示できる点は、iOSの操作感に近いと言えます。また、標準の電話アプリに「FREETELでんわ」のスイッチが搭載され、専用アプリを起動しなくても、そのまま通話定額を利用できるようになります。

続いて、新シリーズとして登場したのが「雷神(RAIJIN)」。

P1140735 ドーン。と漢字がかっこいい

 

P1140745_2 RAIJIN(正面)

 

P1140754 RAIJIN(背面)

 

その名に恥じぬ5000mAhの大容量バッテリーを搭載。しかし、薄さ8.65mm、重さ183gに抑えているため、外見はスッキリした印象を受けます。ディスプレイは5.5インチのフルHD。背面には指紋センサーもあります。

なお、このモデルもDSDSに対応し、USB Type-Cを採用する点は「KIWAMI 2」と同様。CPUはオクタコアですが、OSにはAndroid 7を搭載します。発売時期は12月を予定。価格は2万9800円とお手頃です。

■“これでもか”という「299(ニクキュー)」推し

佐々木希が猫を演じる「299(ニクキュー)」のCMをTVで見た人も多いでしょう。これは同社の提供する最安の月額料金が299円〜となっていることにちなんでいます。今回はさらに299円の価格設定を手数料やオプションに広げてきました。

P1140788 KIWAMI 2のカメラ越しで「ニクキュー」

 

そもそも従来のSIMカードは、MVNO各社一律で開通手数料などの初期費用が3000円に設定されていました。FREETELはここにメスを入れ、10月18日より初期費用299円のパッケージを導入するとのこと。ただし、パッケージとして3000円のものも提供し続けます。

P1140560 2種類のパッケージの違い。299円のパッケージでは、年間0円キャンペーンの対象外になる点に注意が必要

 

初期費用299円のパッケージでは購入後にプランを選択する仕組み。初期費用3000円のパッケージでは即時開通ができるという違いがある

また、従来FREETELユーザーしか使えなかったでんわアプリを、電話かけ放題「だれでもカケホ」として他サービスの利用者にも開放します。こちらも最低料金が月々299円〜となり、従来の同様のオプションよりも安くなりました。

P1140591 毎シーズン新しい通話アプリを出す傾向があるFREETEL。今回は「だれでもカケホ」が登場

 

P1140594 通話プランには、従来の3つに加え、10分間のかけ放題オプションも新設

 

P1140600 「だれでもカケホ」の提供開始は11月下旬から

■通信プランも改良

通信プランの改良についてもアナウンスされました。まず、一番大きいのは、従来対応していなかった繰り越しとチャージに対応したこと。

P1140566 繰り越しとチャージに対応で従来の弱点は解消へ

 

月末に余った通信量を翌月に繰り越し可能に。また、通信量を使い切ったときにも必要な分だけ追加チャージができるようになりました。この点はほかのMVNOでは既に標準装備となっていたため、FREETEL SIMの弱点でもありました。今回キッチリとカバーしてきたのは好印象。ちなみにチャージ料金は500円で0.5GB。他社と比較しても安い部類に入ります。

P1140571 定額プランは大容量も登場。段階制プランは上限がアップ

 

また、大容量プランが新設されます。「定額プラン」には、月30GB、月40GB、月50GBのプランが登場。また「使った分だけ安心プラン」では、上限が大きくなります。月15GBまで使うと3680円、月20GBまで使うと4870円です。

繰り越し、チャージ、大容量プランについてはそれぞれ11月1日より提供開始となります。

■流行りのカウントフリーはInstagramまで対象に

FREETELと言えば特定のアプリの通信がカウントされない(データ通信量に入らない)制度が使えるのが特徴。業界トレンド風に言えば「カウントフリー」対象のアプリが5つありました。

P1140572 通信の一部がカウントされないアプリ(従来対象だったもの)

 

今回発表されたのは、12月からさらに4つのアプリ対象になるということ。具体的には、「Twitter」、「Facebook」、「Messenger」は定額3GB以上の定額プランが対応、「Instagram」は5GB以上の定額プランが対象となります。

P1140575 通信の一部がカウントされないアプリ(今回追加されるもの)

■新しいスマホに目移りする人も安心

10月6日からスタートするサービスとして「かえホーダイ」も発表されました。

P1140701 半年でスマホを機種変更しやすくなる「かえホーダイ」

 

これは、スマホの機種代金を6か月間割賦で支払っていれば、新しい機種に変更した場合に残額を払わずに新しい機種を購入できるという制度。既に購入した機種も10月6日から6か月経過すれば対象となります。

P1140700 「スマホは新しい機種が次々とでてくるので目移りするのは当たり前」、とプラスワン・マーケティング社長の増田氏は語る

 

iPhone 7の発売やキャリアの大容量プランの登場により、格安SIM市場も厳しい時期が来ています。しかし、”世界一を目指す”という目標を掲げ続けるFREETEL。新たな施策とともに、勢いを落とさずに走り続ける姿勢が印象的でした。

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(文/井上 晃)

いのうえあきら/ライター いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。