とりあえずビールならぬ、「とりあえずレモンサワー」。最近、飲みの席でそんなオーダーをよく聞くようになった。

さっぱりしていて食事の邪魔をせず、何杯でも飽きることなく飲めてしまう…そんなレモンサワーにファンが急増中なのは至極納得だが、それに応じてか、独自にこだわったレモンサワーを提供する店も増えてきた。

というわけで、レモンサワー好きはもちろん、そうでない人もハマること間違いなしの5店舗をご紹介しよう。



レバー、ウルテ、タン、ギアラなどを盛り合わせた「塩ホルモン9点盛り」。オリーブオイルと塩で下味を付けている
絶品の赤身肉&ホルモンと、パンチの効いたレモンサワー! 相性よすぎの鉄板コンビ

曙橋


肉好きならば知らないものはいない、吉祥寺の名店『肉山』、『ホルモン酒場 焼酎家 わ』と、四ツ谷の人気店『もつ焼き のんき』がコレボレーション。

2016年の春にオープンし、既に連日満席のにぎわいを見せるのが『赤身とホルモン焼 のんき』だ。完璧な火入れを施された国産黒毛和牛の塊肉や、見るからに新鮮さが伝わるぷりぷりのホルモンなど、これでもかと食欲を刺激してくる肉メニューの数々が堪能できる。



特にホルモンと抜群の相性を見せる1杯。レモンが溶けていくにつれ酸味が強くなり、味わいの変化も楽しめる。中身のおかわりはマスト!

こちらの名物ドリンクが「超炭酸凍結レモンシリーズ」サワー。氷の代わりに入っているは、キンキンに凍らせたたっぷりのくし切りレモンだ。きゅっとさわやかなレモンの味わいが、がっつり系の肉やホルモンにぴったり。双方をついついお代わりしてしまう、エンドレスなループに陥りそう!?

みんなが一斉にレモンサワーを頼んでも、数字付きのキャッチーなマドラーのおかげで、自分のグラスが見分けられる配慮がうれしい。




ほどよい塩気が心地よい「塩レモンサワー」。新鮮な魚介類に合わせるのは、日本酒もいいがこのレモンサワーも捨てがたい
自家製塩漬けレモンをたっぷり投入! コスパ最高の新店が提供するレモンサワー

神田


2016年の7月にオープンしたばかりの新店ながら、既に神田のオフィスワーカーたちの心をがっちりと掴んでいるのが立ち飲み酒場の『魚祥』だ。

ここで頂けるのが「塩レモンサワー」。自家製の塩漬けレモンがたっぷりと入り、ほどよい塩気が魚介類とマッチ。

また、食欲も増進させてくれる。レモンは細かめに刻まれ、酸味だけでなくほろ苦い皮の風味まで余すことなく楽しめる、グルメなレモンサワーだ。



1つ注文が入ると、「あれ食べてみたい!」とあちこちから連鎖的にオーダーが入るという名物「あぶり中とろの生うに巻」

そのコストパフォーマンスの高さも魅力。たとえば、名物料理のひとつ「あぶり中とろの生うに巻」。生の中とろにうにをふんだんに巻き付け、さっと炙ってからこぼれんばかりのいくらを乗せた1品だ。

迫力の見た目と美味しさもさることながら、480円という価格に驚く。あまりの人気ぶりに、現在は1人1巻までの制限をせざるを得ないほどなのだとか。さらに、料理に使う魚介類は毎朝築地から仕入れた鮮度抜群のもの。安くてうまくて品質もよしと来れば、人気が出るのは当然だ。


鶏肉料理とレモンサワ―ってなんでこんなに合うんだろう?



「神明鶏の肉汁焼き 上」「神明鶏の肉汁焼き 下」など、料理の美味しさにも定評あり。いつ行っても混んでいる人気店だ
時期などによってメニューの変動あり。
目指せ、全種制覇! 広島県産レモンが香る、趣向を凝らした6種のレモンサワー

恵比寿


隠れ家的名店の多い恵比寿西エリア、五差路にもほど近い場所に位置する人気の創作和食居酒屋が『おじんじょ』だ。一風変わった店名の由来は、店主の地元である広島県の方言で“正座”を意味する言葉から。

そんなおもてなしの心で提供されるメニューの中でも、メインとして据えるのが、広島県・三原産の神明鶏と、瀬戸田産のレモンを使ったレモンサワー。特にレモンサワーは、なんと6種を揃えるほどの力の入れよう。この店では、1杯目からレモンサワーを注文する客も多いのだとか。

気になるラインナップは、スタンダードな「いつもの生レモン酎」をはじめ、ハチミツレモンとミントが決め手の「ミント香るレモン酎」、瀬戸田のレモンで作った自家製「レモン塩」を入れながら飲む「瀬戸田のレモン塩de酎」など、目移り必至のバリエーション。レモンサワーを飲み比べるうち心地よく酔いが回る、レモンサワー好きにとってはまさに天国のような1軒だ。




真の博多グルメ、「肉ゴボ天うどん」や「一八名物 国産豚バラ串」とともに味わえば、博多の夜の楽しさを追体験できる
ノンワックスレモン使用。うどんや豚バラ串など、博多グルメと相性抜群

恵比寿


あの博多ラーメンの『一風堂』が、同じく博多で人気の焼きとり店を展開する『八兵衛』とタッグを組んで誕生した『博多うどん酒場 イチカバチカ』。やわやわ食感のうどんや豚バラ串の“焼きとり”など、博多っ子が愛する真のローカルグルメがここ東京で楽しめるとあって、昼夜問わず満員御礼の盛況ぶりを誇る。

こちらのドリンクメニューの中でも人気なのが「一八(イッパチ)レモンサワー」だ。国産のノンワックスレモン丸々1個を、店名にかけて8等分し、さらにキンキンに凍らせて使用。グラスの縁には、ソルティドッグのように塩がまぶされ、酸味と塩味のミックスが癖になりそう。

この「一八レモンサワー」のほかにも、バリエーション豊富なレモンサワーが揃う。今夜行きたい注目店だ。




「鶏もも唐揚げ 黒酢」。ほかに塩、醤油、コチュジャン、フレンチの計5種の唐揚げがある。食べ比べも楽しみたい
唐揚げ×レモンサワー。誰も抗えない黄金の組み合わせを、心ゆくまで堪能せよ!

恵比寿


店名の下に堂々と“フライドチキンとレモンサワー”と掲げるのが、恵比寿にある『らんまん食堂』。揚げ物とサワーという、これ以上ないほど王道の居酒屋コンビだが、そこはさすが専門店。さくさくの衣の中から肉汁があふれ出すジューシーな揚げたての唐揚げと、数種類が揃うこだわりのレモンサワーは、多くのリピーターを生む病みつきの美味しさだ。

こちらのレモンサワーは、他店にはないユニークさがウリのひとつ。社長の名前を冠したという「タカレモンサワー」は、店内にあるミキサーで冷やされているレモンスムージーを焼酎と炭酸で割ったもの。酸味を効かせたさっぱりした味わいが揚げ物に合う。

唐揚げとレモンの相性のよさを嚙み締めつつ、カロリーは気にせず楽しむのが正解だ。