2日、中国新聞網によると、中国の大学で初となるサッカー専門教育を行う学部の設立式が先月29日、四川省の成都大学で行われた。写真は設立式の様子。

写真拡大

2016年10月2日、中国新聞網によると、中国の大学で初となるサッカー専門教育を行う学部の設立式が先月29日、四川省の成都大学で行われた。

【その他の写真】

成都大学に設立されたサッカー専門の学部「成都足球学院」は、中国国務院(内閣に相当)が2015年3月に発表した「中国サッカー改革の総合プラン」で示された方針を受けて設立された。同学院の徐明(シュー・ミン)院長は、「高レベルの専門的な人材不足や高い水準のサッカー選手が学歴を取得する手段や機会を持たないことなどが、サッカー事業や関連産業の成長を阻害している」と語った。

徐院長は「全日制の本科課程としてサッカー学部を設立させるのは、国内では初の試みだ」とし、「選手の育成だけでなく、小中学校の少年サッカーも含めた指導者や、国際試合も担当できる審判員の研修・養成などにも力を入れる」と話した。

成都大学は市東部に位置し、市内にも近いことから、少年サッカーの育成も行う。現在、学生40人ほどで練習や試合を行っているが、コーチや教員の資格が得られた後は、市内の各小中学校に出向いて試合の審判やコーチングをしたり、大学院を通じてサッカーの普及や教育、研究プログラムに参加することも可能だという。

サッカー学部の人材育成は、市内の関連産業と深く関わっており、さまざまな面から産業の成長が促される。将来的には、スポーツマネージメントや試合の運営管理などを行える人材育成を専門に行う課程の設立も予定している。毎年100人の学生を全日制本科で募集し、在学生の規模は最終的に600人前後になり、学部のサッカークラブも設け、プロリーグにも参戦する計画が明かされている。(翻訳・編集/岡田)