要はバランス感覚。上手に「いい人」でいられるコツ【ごきげんな私を作る】

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「いい人」でありたい願望。周りを気遣うことは円滑な人間関係を作るために欠かせないことのように思えます。でも、もし「いい人」でいることにとらわれすぎて、自分の思いを後回しにし過ぎていたら......。次第に「いい人」でいることに疲れてしまいます。
なぜ「いい人」でいたいの?
自分の願望を見つめてみると、いろんなことが分かってきます。たとえば周りの人にできるだけいい気分でいて欲しいと思いや、その場をポジティブにしたいという気持ち。また、悪い印象を与えたくないという思いや、嫌われたくないという思いも。
そして、いい人でいることの利点は、コミュニケーションが円滑に進むこと。「なんでもいいよ〜」「任せるよ〜」「任せて〜」「大丈夫だよ〜」「ありがとう〜」「気にしないで〜」と言った感じで、スムーズな会話でまとまるので、亀裂や衝突の少ないさわやかな人間関係が築けます。好感度も高く、周囲からの人気もあるでしょう。
一方、いい人でいることが辛くなるのは、相手や周りに合わせすぎてしまうとき。「多分大丈夫と言ってくれるだろう」という推測で周りが動くため、自分の意向とは違うことを要求されて戸惑ったりもします。また、少し無理して引き受けたことも「快く受けてくれた」と勘違いされ、さらに無理なお願いがやってきたりします。
これが続くと、やがては自分のこころの限界がやってきます。楽観的にお願いごとをしてくる相手に腹が立ったり、自分だけが我慢しているように思えて被害者意識が湧いてきたり。もともとは、周りにいい気分でいて欲しいという気遣いから始まったことだったのに......。気づけば、自分自身がもう笑顔ではいられない。そんな状況になっていたりします。
自分にとっても「いい人」になる
いい人がこころの限界を超えると、自分だけでなく周りにも影響がでてしまいます。楽しい集まりに誰かが我慢してイヤイヤ参加しているのは悲しいこと。また、お願いごとを笑顔で引き受けてくれた人が、本当は腹を立てながらイヤイヤ取り組んでいると知ったら気が引けるし、ちょっと怖さも感じます。周りを優先して自分が無理しすぎるのは、バランスが悪いと思ってください。
自分のこころへの気遣いは、自分にも周りに対しても誠実であることに繋がります。「いい人」でいたいと願うなら、周りにとってだけでなく、自分にとっても「いい人」であるかどうか見極めましょう。

いい人バロメーターチェックポイント
お願いごとやお誘いを受けて迷っているとき、できるだけ自分に負担のかからない方を選ぶようにするためのチェックポイントです。
OKして相手に喜んでもらえたら、自分も嬉しくなりますか? こころは軽いですか? それとも重いですか?
軽く感じるのならこころからOKな証。もし重く感じるのであれば、感じる重さを5段階レベルで表してください。重さが、4、5レベルであれば、自分にとってかなりの負担になる。この重荷を抱えるだけの価値があることなのか? を、自分に問いかけてみてください。

自分にできるだけ正直に過ごす
いい人は損している。そんなイメージもありますが、もちろん得していることもたくさんあります。誰だって感じよく対応をしてくれる人が好きですし、いい人といると、なんだかホッとします。何かとお誘いを受けたり、誰かにお礼や感謝されることも多いのではないでしょうか。
いい人でいることに疲れたり、ときには自分がいい人を演じているだけのように感じたりするのは、思いやりと優しさを自分に向けるのを忘れているから起きているだけ。周りだけでなく、自分に対してもいい人でいることを忘れない習慣を持つことで、よりバランスの取れた人間関係が作られていきます。

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