台湾の国会議員らの表敬訪問を受けるシャボット下院議員(右2)=2013年米ワシントンで撮影

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(ワシントン 6日 中央社)米共和党のベテラン下院議員、スティーブ・シャボット氏は5日、アジア太平洋の国際問題を中心に扱うオンライン雑誌「ザ・ディプロマット」に寄稿した文章の中で、今年11月に選出される次期大統領は、現政権とは違う対台湾政策を打ち出すべきだと述べた。

シャボット氏は、オバマ大統領は就任後、同盟国との関係改善を掲げたが、台湾に対しては真逆のことを行っていると指摘。国際情勢が変わりつつあるのに、米国は台湾を地域の安全保障の枠組みから排除し続けているとした。

同氏は、対台湾政策の「リセット」に向けた取り組みの具体例として、自身が先月提出した、米台の高官同士の面会などに対する制限を緩和する法案を提示。現状、台湾の総統や副総統、外交部長(外相)らはワシントンで米政府の幹部職員と面会することができないと指摘し、これは米国の長年のパートナーに対する侮辱だと批判した。

このほか、台湾の国連への参加や軍事的有効性の改善に米国は協力すべきだと訴えた。

シャボット氏は、中国大陸の台頭は米国が21世紀に直面する地政学上最大の課題だと強調。台湾との関係改善やその地位の向上は、良いスタートとなると語った。

(廖漢原/編集:杉野浩司)