たばこ税や酒税、増税へ  高齢者など支援の法改正案を閣議決定/台湾

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(台北 6日 中央社)行政院会議(閣議)は6日、社会的弱者や高齢者などの支援を目的とした「長期ケアサービス法」の改正案を通過させた。今後立法院(国会)での審議にかけられるが、成立した場合、社会福祉財源を確保するために相続税、贈与税、たばこ税、酒税が増税される見通しだ。

相続税と贈与税は現行の一律10%から最大20%、たばこ税と酒税は1000本または1キログラム当たり590台湾元(約1940円)から1590元(約5230円)に引き上げられる。たばこ1箱当たり20元(約70円)の値上げとなる計算。

ただ、衛生福利部(衛生省)の呂宝静政務次長はこの日、相続税と贈与税はそれぞれ1200万元(約4000万円)、220万元(約720万円)まで免除になるとし、資産の比較的多い人だけが影響を受けると述べた。

呂次長によると、社会福祉財源の目標額は第一段階で330億元(約1100億円)。増税などで十分にまかなえるとしている。

(戴雅真/編集:齊藤啓介)