島津家も応援!薩摩剣士隼人スピンオフ『巨人伝説サツマジン』ついに始動

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鹿児島県の誇るご当地ヒーロー『薩摩剣士隼人』のスピンオフ作品『巨人伝説サツマジン』が2016年10月からついに動き出しました。KTS鹿児島テレビで放送中の『薩摩剣士隼人』10月2日放送回より登場しているのですが……。

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サツマジン一般お披露目

本作は6月に行われた専門学校での隼人イベントのラストで、サプライズ発表された作品。「10月本格始動」と告知されていましたが、その後主要キャストのオーディション告知は行われていたものの詳しい内容は明かされていませんでした。そんな沈黙をやぶり9月に行われたKTS鹿児島テレビのイベントで一般初披露。改めて10月始動とされたのですが、まだちょこっと出演だけでその存在は謎のまま。

あまりに分からないことだらけなので、隼人とサツマジンの生みの親である、鹿児島特撮界の重鎮・外山雄大監督に詳しい話を聞きに鹿児島まで会いに行ってきました!

外山監督とサツマジンイメージ

■新作『巨人伝説サツマジン』について聞いてみた

−10月から登場している『巨人伝説サツマジン』についてですが、これは何がモデルなんですか?

外山監督)鹿児島県には巨人伝説がいくつかあるんです。弥五郎伝説の「やごろうどん」と、日置八幡神社の仮面神「大王殿(でおどん)」。やごろうどんは、1300年ほど前に南九州にいた隼人族の長といわれていて、伝説上だと歩いた後が谷や沼になったぐらい大きかったと言われている。

でおどんは、約3メートルぐらいの仮面神。やごろうどんより多分小さいけど、でもそれでも大きいよね。そういう伝説が子供の頃から近くにあって、さらに子供の頃から好きなSFロボットだとかのの要素を加えて、あとおじいさんと孫が出てきたりしたら面白いなぁって。

巨人伝説サツマジン

■島津家現当主がバックアップ

−そのおじいさんと孫のモデルが、先ほど資料で拝見した「島津重豪(しまづ しげひで)」と「斉彬(なりあきら)」。今回の「サツマジン」を一度蘇らせたという役柄で、同名で出てくるんですよね。

外山監督)そうそう。重豪と斉彬は過去シーンでちょっと出てくるだけだけど、結構重要な役どころで登場する。今回オーディションをしたのだけど、島津興業の社長で島津家現当主も決める前に是非見せて欲しいって興味を持ってくれた。

−島津家の現当主ですか!?

外山監督)そう。『巨人伝説サツマジン』では鹿児島の近代化遺産とか、色んなところを撮影に使いたいと思って。そういう名所ってだいたい島津興業が管理してたので、お願いにいったら協力してくれる流れで、興味を持って貰えたんです。重豪を今回みたいに描くのも珍しいらしく。

−重豪といえば当時としては西洋文化に明るいけれど西洋かぶれが過ぎて藩に莫大な借金を作ったり、政治面でも強引なところが多々有り小説とかでは「悪役」っぽいイメージがあります。それなのになぜ起用しようと思ったのですか?

外山監督)重豪は先を行きすぎた好奇心旺盛な人だったと思う。「西洋かぶれ」もその一つ。借金を作ったりなどあるけども、良い面も沢山あって人間味にあふれる部分が多い人だったと思う。後に名君とよばれる「斉彬」を早くに認め溺愛し強い影響を与えたって言われてるし。
そういうアプローチから、「斉彬」とコンビを組ませることで「こういう面もあるよ」っていうのを描きたいと思ったんです。

外山監督のコレクション

■サツマジンに「ちぇすとー!」とパワーを送ってくれる隊員募集中

−サツマジンについてですが、普段は中型。でも肝心な場面になると大型に進化して戦うと伺いましたが大きさはどのぐらいあるんでしょうか。

外山監督)中型が2メートルちょと。大型が4メートルちょっと。大型だけだと特撮の場合、ロケ撮影で苦労する面もあるし、あとイベント出動を想定したら2メートルもあった方が動きやすいよね。ってことで作りました。

−サツマジンを操作するのは、先ほどの重豪と斉彬ですか?

外山監督)隼人に出てくる薩摩犬のキャラクター「つんつん」が、サツマジンのコントローラーをかねたミニロボットに指令を出します。

−犬が指令を出してロボットがロボットを操作。斬新ですね……。ここで薩摩剣士隼人の世界と重なるわけですね。

外山監督)あと今回は、応援団的存在の「CHST隊員」メンバーも募集しています。隼人はそこの隊長という役割で出てくる。

−「CHST隊員」ですか?薩摩藩・示現流のかけ声「ちぇすとーー!!」からですね。

外山監督)うん。物語の中でミッションを出して、登録してくれたCHST隊員のみんなと隼人達でそれをクリアし、サツマジンにパワーを送ってもらうという見せ場のシーンを作ろうと思って。みんなで協力してサツマジンを応援して、サツマジンはパワーを受け取って強くなる。

−ファン参加型の内容になるんですね。

外山監督)子供から大人まで色んな人に参加してもらいたいと思っています。

外山監督

■放送予定は?

−本作は10月始動で番組には2日からの出演ということですが、そこから毎週登場という認識で良いでしょうか?

外山監督)番組への出演は10月からだけれども当面はちょこっと出演。来年(2017年)1月にまずちゃんとしたパイロット版を出そうと思っていて、反応をみて本放送という流れにしたいなと。

−最近アニメでよくありますね。パイロット版を出して、数ヶ月後に本放送という流れですね。

外山監督)その予定です。予算も欲しいところなので、スポンサー(サポートメンバー)も募集しています。

−特撮の撮影ってかなり予算大変そうですよね。で、おいくらぐらいでいつも撮ってるんですか?

外山監督)真剣な話「(ピー)の時は(ピー)ぐらい。」すっごく低予算で大変なので、応援していただければいただけるだけ嬉しいです。

−シビアな額ですね……。金額の諸々問題になりそうな部分は後に編集部で「ピー」を入れて伏せておきます。

外山監督)お願いします。

−スポンサーもとい、サポートメンバーは公式サイトからですか?

外山監督)『薩摩剣士隼人』公式サイトで個人から会社まで応募できます。詳しくは公式サイトで確認してください。よろしくお願いします!

−今回はありがとうございました。パイロット版、それから本放送楽しみにしています。
そして隼人ファンの皆様、隼人ファミリー応援してもいいよ!という方は、今後の活動のための応援を検討してみてください。申し込みは、『薩摩剣士隼人』公式ホームページの「サポーターの皆さん」というバナー経由で行えます。隼人ファミリーファンの方はぜひ。

▼協力
ボッケモンプロ
薩摩剣士隼人

(取材:宮崎美和子)