5日、台風18号が韓国南部を直撃し、9月に起こった観測史上最大規模の地震で被害を受けた地域にも大雨の被害をもたらした。写真は台風が襲った韓国・慶州。

写真拡大

2016年10月5日、台風18号が韓国南部を直撃し、9月に起こった観測史上最大規模の地震で被害を受けた地域にも大雨の被害をもたらした。韓国・KBSテレビなどが伝えた。

台風18号は韓国南部の済州島一帯や釜山、蔚山などの都市に大雨や風による被害をもたらしたが、9月12日にマグニチュード5.8の地震に襲われ復旧の最中にあった慶尚北道・慶州も例外ではなかった。5日昼過ぎ、市内を流れる西川の水深が通常の1メートル程度から5メートルにまで急激に上昇し、川岸に止めてあった60台余りの車が川に流された。また市内を結ぶ主要道のトンネルも土砂崩れなどで埋まり、市内10カ所が通行止めとなった。さらに600ヘクタールに及ぶ農地が浸水し、地震被害の復旧が終わっていない韓屋(韓国の伝統家屋)1600戸の一部が浸水などの被害を受けたほか、2人の住民が行方不明になっている。

新羅王朝の都が置かれた慶州は、「屋根のない博物館」との別名があるほど各地に貴重な文化財が点在し、一部が世界文化遺産に指定された観光都市だ。しかし9月の地震以降400回を超える余震に見舞われており、今年9月の観光客は57万人と、昨年(107万人)の半数近くに激減していた。

再び古都を襲った災害について韓国メディアは「天も無情だ」「弱り目にたたり目」などと報じ、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「胸が痛い。早く復旧してほしい」
「実に気の毒。自然の力の前に人間ができることはないんだね。元気を出して」
「今年は慶州にとって最悪の年だね」
「もう住めない場所になっちゃったんじゃないか?」

「台風が来るのに川岸に駐車してたの?安全不感症だ」
「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)はセウォル号から何一つ変わってないな」
「朴槿恵(パク・クネ)大統領になってからとんでもないことがよく起こる。これが最後の呪いならいいが…」
「新羅1000年の古都ばかりに災害が集中するなんて、国が滅びる兆しのよう」

「神様が怒っているんだ。他の地域は何の被害もないのに、1カ所だけ集中攻撃を受けているのを見れば分かる」
「天が無情なわけじゃなくて、少なくとも天に関心を持たれているということ」
「周りの国の地震の回数や台風の被害を考えたら、韓国はまだまだ天に助けられていると思う」(翻訳・編集/吉金)