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横河電機は10月6日、プロセスデータ解析や、設備の状況、操作履歴などのデータの解析を行い、品質の異常や生産性の低下を早期に発見できる解析ソフトウエア「Process Data Analytics」を開発したと発表した。発売は2017年3月の予定。

「Process Data Analytics」は、プラント情報管理システム(PIMS)に蓄積された温度、圧力、流量、液位などのプロセスデータや、設備の稼働・保守状況、操作履歴などのデータを入力して解析を行い、品質異常の予兆を検出する。Windowsが搭載されたPC上で動作し、複数のデータを統計的に扱う多変量解析の技術である「MT法」により、解析対象のプロセスデータを正常時のデータと比較して乖離具合を高精度に把握する。プラントが正常時と異なる動きをしている場合は、その動きを品質異常に関係する可能性がある兆候として検出する。4M(Material:材料、Method:手順、Machine:装置、Man:人)を切り口にプロセスデータを分析することにより、プロセス変化の原因の可視化にも活用でき、製造現場の改善活動に役立てることができるとする。

なお、データの入力は、通常は、PIMSや分散形制御システム(DCS)、プログラマブルコントローラ(PLC)に蓄積されたプロセスデータをCSV形式に変換して行うが、同社のPIMSである「Exaquantum」と接続すれば、同ソフトウエア上のメニューボタンをクリックするだけでデータを取り込むことが可能となる。

(神山翔)