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伊豆急行と東京急行電鉄は6日、横浜と伊豆エリアを結ぶ新たな観光列車の車両・運行概要を発表した。伊豆急行「アルファ・リゾート21」(2100系)を改造した8両編成で、ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏がデザイン・設計を担当。2017年7月から横浜〜伊豆急下田間での運行を予定している。

「アルファ・リゾート21」は1993(平成5)年にデビューした車両で、「リゾート21」の愛称を持つ伊豆急行2100系の5次車にあたる。外観・客室設備を見直して一層の魅力を付加し、山側の座席からも海の景色を楽しめるように、シートを少し高く設置している。これまで東京〜伊豆急下田間の特急「リゾート踊り子」をはじめ、平日は「ロイヤルボックス」車両を切り離し、熱海〜伊豆急下田間の普通列車としても活躍したという。

この車両を改造し、2017年夏に誕生する新たな観光列車は定員100名で、国内の観光列車の中でも最大級の定員数に。JR横浜駅から伊豆急下田駅への運行が予定されている。九州新幹線800系やクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」をはじめ、鉄道車両・駅舎のデザインを幅広く手がける水戸岡鋭治氏のデザイン・設計により、「上質な空間と魅力的な車内サービスで、心に残る時間を過ごしていただくための列車」に生まれ変わる。車内サービスとして、上質な旅を楽しむためのさまざまな演出や食事も用意される。

伊豆急行は2011年の開業50周年を契機に、「伊豆急オモシロ駅長」やオリーブ栽培などさまざま地域活性化施策に取り組んでおり、新たな観光列車もさらなる地域活性化に向けて導入される。JR東日本をはじめとする他の交通事業者、東急グループ各社や地元とも連携し、「本列車のご利用を通じて沿線の魅力を満喫していただく新たな旅をお楽しみいただけるよう、準備を進めています」(伊豆急行・東急電鉄)とのこと。

列車名称とデザイン、2017年7月以降の運転日、具体的な車内サービス内容など、詳細については決まり次第、改めて発表する。

(上新大介)