日本語には「和製英語」と呼ばれるものが数多く存在するのは周知の事実ですが、中には「えっ、これも!?」なものも多々あります。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、多くの方が和製英語だと思っていないであろう言葉を取り上げ、その「正しい英語表記」を紹介しています。

意外なところに和製英語

「なぜフィリピンでは『Thank you』の後ろに『po』を付けるのか」では「テレビゲーム」など和製英語をいくつか紹介しましたが、この手の話題はネタに事欠きません。とにかく日本語という言語は、柔軟な性質でわりと何でもかんでもそのまま取り込むことが多いので、カタカナ語や和製英語がたくさん生まれるのです。

もともとカタカナ語や和製英語ができるのは、それまでの日本にないモノや考えなどが入ってきたときに、一緒に輸入されたり、あるいは新しく作られるからですね。タバコ、ラジオ、ボタン、ガラスなどはそういった例ですね。

幕末から明治初期にかけて、開国したことで諸外国からたくさん新しい概念やモノが流入してきました。その時には、福沢諭吉や西周などが、新しい漢語をたくさん作ってうまく輸入をしました。economyを経済(「経世済民」という熟語が元にあります)、educationを教育、philosophyを哲学など、色んな漢語が生まれました。当時の日本人の教養層が漢文の知識が豊富にあったから…といえるでしょう。その方が受け入れやすい。

今はどうなんでしょうか? 日本人は英語が苦手、日本人は英語が話せない…とは良く言われますが、漢文をすらすら読める人の方がもっと少ない時代です。日常にカタカナ語もたくさんあるので、和製英語の方が伝わりやすいようにも感じます。

でも、新しく作られる単語はもちろん英語としてはそのまま通用しません。あまりにうまくできていて、本当にそんな単語があるように思ってしまうものもあります。

例えば…キリスト教式の結婚式は、これはもう日本の伝統的な神式の結婚式とは違いますので、ここに出て来る言葉はもちろん外来語由来のものが色々あります。

婚約指輪は…エンゲージリングと宝石店がCMでよく使っていた記憶があるのですが、今は普通に婚約指輪と言うことの方が多いかもしれません。ちなみに英語ではengagement ringになります。結婚指輪はwedding ringですが、これも結婚指輪と漢語で言うことの方がほとんどでしょう。

結婚式はbridal、marriage ceremonyなど色んな言い方がありますが、あまり使いませんね。日本語ではどちらかという「結婚式の招待状が来た」と言いながら、実は「披露宴」の話ということの方が多いかもしれません。結婚式と披露宴の区別があいまいという気がします。それでもなんとなく通じているところが面白いところですが。

結婚式といえば…バージンロード。新婦が歩く道…ですが、これが意外なことに和製英語です。英語では、なんと単に「aisle」と言います。教会の「通路」という意味で、何の変哲も無い普通の言葉です。特別に言うなら、aisle where a bride walks(新婦の歩く通路)という感じで、ホントに何の感慨もない(笑)。

日本の結婚式業界が作った単語のようですが、これは和製英語を作ることで、教会式のロマンチックな演出に成功した例だなと感じます。

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出典元:まぐまぐニュース!