「極麺 青二犀」の鶏清湯しょうゆ らーめん(700円)。3種の地鶏とモミジで取ったスープは、7時間以上炊くことで、深い旨味が生まれる

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ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が毎年行っている、うまいラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」。読者やWebユーザーらからの投票により決まる同ランキング、早くも今年の結果(関西編)が届いたので、その中から大阪の結果の一部を紹介しよう。

【写真を見る】「麺屋 丈六」の中華そば (東大阪高井田風)(650円)。中太麺と黒くて濃い色のスープが特徴の高井田系ラーメンをリスペクト

■ 【大阪総合第1位】「麺屋 丈六」(なんば)

ウラナンバと呼ばれる今注目のグルメエリアにあるラーメン店。各種雑誌やテレビで取り上げられることも多い。名物は色の濃い醤油スープが特徴の大阪のご当地麺・高井田ラーメンをアレンジした中華そば。鶏ガラベースのスープは、コクがあり強い旨味を感じさせると好評だ。定番以外の限定麺の提供も多く、周辺のみならず遠方から訪れるラーメンファンも多い。

■ 【大阪総合第2位】「極麺 青二犀(あおにさい)」(吹田)

数々のラーメン店で腕を磨いた店主が選んだのは奥様の地元・吹田。駅から遠く、好立地とは言えない場所ながら、13年に開店するなりいきなり人気店に。技術力に裏打ちされた旨いラーメンを味わえる。

続いて大阪の新店ランキングの結果も発表!

■ 【第1位】「中華蕎麦 葛(かずら)」(本町)

15年8月末にひっそりとオープン。すぐに行列店となり、16年に入ってネットやテレビで立て続けに新人賞を獲得、本誌で新人賞3冠目。コク深くクリーミーに仕上げられた一杯は、全国のラーメン通から高い評価を得ている。

■ 【第2位】「らーめん 颯人(はやと)」(南森町)

大阪を代表する名店「カドヤ食堂」で3年半修業し、15年2月に独立。修業店の看板でもあるしょうゆらーめんはもちろん、北海道テイストのみそも評価が高く、連日行列の人気ぶりだ。

■ 【第3位】「辛口ガチ味噌肉ソバ ひるドラ 本店」(恵美須町)

名店「JUNK STORY」のグループ店。「辛さ」「肉」「味噌」がテーマ。豚肉メインのスープに香辛料や味噌を調和させ、辛味と甘味が好バランスの一杯を提供する。現在、一時休業中。鶴橋店は営業。

これから冬に向かい、ますますラーメンがおいしい季節に。今回紹介したラーメンを筆頭に、評判のラーメン店巡りをしてみてはいかがだろうか。【ラーメンWalker編集部】