国連開発計画(UNDP)は一国の開発レベルを評価するために人間開発指数(HDI)という指標を用いているが、中国メディアの一点資訊は、人間開発指数(HDI)は日本経済が衰退していないことを示していると指摘、従って日本経済衰退論は日本経済が実力を隠すための策略であると説明している。(イメージ写真提供:123RF)

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 国連開発計画(UNDP)は一国の開発レベルを評価するために人間開発指数(HDI)という指標を用いているが、中国メディアの一点資訊は、人間開発指数(HDI)は日本経済が衰退していないことを示していると指摘、従って日本経済衰退論は日本経済が実力を隠すための策略であると説明している。

 UNDPによれば、人間開発指数(HDI)とは「保健、教育、所得という人間開発の3つの側面に関して、ある国おける平均達成度を測るための簡単な指標」だ。一国の開発レベルを評価するに当たっては、「経済成長だけでなく、人間および人間の自由の拡大を究極の規準とするべき」という考え方に基いた指標と言える。

 記事は、一人当たりの国民総所得(GNI)は国民所得の大きさしか反映していないため、国民所得が医療や教育の機会をすべての国民に与えるために使われているのか、それとも軍事予算に使われているかを明らかにはしないと説明。

 一方で、2013年の日本の人間開発指数(HDI)が0.912ポイントであったことを紹介し、これは先進国の条件である0.8ポイントをはるかに超えており、「日本は衰退しているとは言えない」と指摘した。また日本は経済衰退論を自ら吹聴することで「中国を騙そうとしている」と説明した。

 UNDPの資料によれば、2014年の日本のHDIは男性が0.905、女性が0.870であり、中国は男性が0.747、女性が0.705だった。HDIという指標で一国の開発レベルを評価するメリットとして、国が所得をどう用いるかを検討する判断材料になるという点があり、日本も人間開発レベルの更なる向上を目指すために、HDIでトップのノルウェーなどの国に見倣うべきだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)