この秋公開される映画『永い言い訳』の主演を務める本木雅弘さんが、10月3日に行われたこの映画の特別試写会トークイベントに出席しました。西川美和監督と、サプライズゲストの義母である樹木希林さんを交えて、恋愛や結婚に関するお悩み相談会を実施! 今回はその相談会から、“本木雅弘&樹木希林”流恋愛の心得を2つご紹介します

1:浮気男は変わらない!?

今回のトークイベントでは、事前に一般客から集められた恋愛・結婚の悩みに本木雅弘さん、樹木希林、西川美和監督が回答するという人生相談形式。感性豊かな3人が、自分の恋愛観を展開するうちにどんどん本音が炸裂! ぶっちゃけトークに会場は大いに盛り上がりました!

最初の質問は「男性を見極める目がなくて、最後はいつも相手が浮気など、信じられない行動に出て別れてしまう。どうすれば人を見る目を養うことができますか?」という切実なもの。

確かにあるある悩みですよね〜。カレシの浮気に悩んでいる女性は多いかと思います。

「人をみる目がないっていうけれど、そういう相手に出会うというのは自分の中にもそういった要素があるということ。つり合いが取れているのよ。根本的な性格は一生変わりません」と断言する樹木さん。

すかさず「今の論理からいえば、(樹木の夫)内田裕也さんの中に自分を見ているという事ですか?」とツッコミを入れる本木さん。

「そうよ、そっくり! 表向きは向こうが破天荒で私が尽くしているように見えるけれど、破け具合は私の方が凄い」と返す樹木さん。そんな樹木さんの言葉に「ロックというか、もはやゲリラですね…」と娘婿の本木さんは、樹木・内田夫婦の“ロック”を超える破け具合に、妙に納得していました。

カレシが浮気男だからといってあなたも浮気女というわけではなく、樹木さんが言いたいのは「あなたも不完全な人間」ということ。そして肝心なのは「男は根本的には変わらない」ということなんです。

さらに樹木さんはこう続けます。「感情の出し方、うけとり方は年齢を経てテクニックが出てくるけれど根本的なところでは人は変わらない」。43年間も内田さんと結婚を続けている樹木さんにはなかなか説得力ありますよね。

「頭はげても浮気は止まぬ」とも言われるように遊び癖は直らないもの。愛には様々な形があります。パートナーの浮気を許すか許さないか、一緒にいるか別れるか、はあなたのチョイス。ただ一つ、間違ってはいけない点は「カレを変えよう。カレの浮気を直そう」という期待の元に不幸な関係を続けるコトなんです。

恋人や夫の浮気・ギャンブル・裏切りに悩んでいる人は、「男の根本は変わらない」という心得を胸に刻んでください。

2:不倫したくなったらすればいい!?

次の質問は、「恋に落ちてしばらくするとまた新しい恋に落ちたくなります。不倫をしそうな自分が嫌。既婚者はどんな風に恋をすればよいのでしょうか?」という恋多き女性から。

「恋でも不倫でもすればいいんじゃないですか? グチャグチャと考えないでやってみて、それで後が大変だったとわかれば人間として成熟していくはずだから」と爆弾宣言をする樹木さん。

「恋をすれば感受性が豊かになるので人生も豊かになるはずですよね」と西川監督。続き、本木さんまで「そういうキケンさは初々しさを保つ要素なのかもしれないですね」と不倫を否定しなかったんです!

要は、不倫を本当にしたければすればいいけれど、誰かを傷つけやっかいな状況に陥る覚悟はするべきなんですね。不倫をするのもしないのも、あなたの選択。ただ、不倫のせいで起こる全てのことに責任をもつ覚悟を決めましょう。

ちなみに不倫を全面的に否定しない娘婿の本木さんが、浮気をしない理由を樹木さんが分析! 「本木さんは不倫をすると家族とかその後が面倒くさいから、それを考えたらしないみたい」。

浮気や不倫を「面倒くさい」と感じるか感じないかがポイントなのかもしれませんね。ということは、面倒くさがり屋さんの男性なら浮気や不倫の心配はないのかも!?

結婚歴約20年の本木さん、結婚歴43年の樹木さん、未婚の西川監督の恋愛に対する考え方、いかがでしたか? 年齢や環境が異なる3人が全員、不倫を否定しないのが興味深いですよね。

3人のぶっちゃけトークを聞いて感じたのは、「どんな恋愛関係も自分自身が選んだ道。自分が選んだ道は悔やんでもしょうがない。恋人や夫に期待するのではなく、自分に向き合い、責任をもって人生の選択をしよう」ということでした。

10月14日(金)に全国ロードショーされる映画『永い言い訳』(配給『アスミック・エース』)は、人と人のつながりをテーマに、結婚、不倫、別れ、家族、死別など、だれもが直面する人生の局面を、静かに繊細に描いたストーリー。恋愛や結婚など、自分の行き方に戸惑いを感じる人たちに勇気を与える映画です。

ひとを愛する“素晴らしさとはがゆさ”を恐れず、自分の愛の物語を大切に紡いでくださいね。