4日、台湾の蔡英文総統は米紙の取材に対し「台湾は中国の圧力に屈しない。だが、対抗は望まない」と発言した。資料写真。

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2016年10月4日、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は米紙の取材に対し「台湾は中国の圧力に屈しない。だが、対抗は望まない」と発言した。環球網が伝えた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、蔡総統は「圧力をかければ台湾人が屈服すると勘違いしないでほしい。民主主義社会において、圧力は国民全体で負担することになる、そのため民意に耳を傾けてこそ決定を下すことができる。台湾は民意に反することはしない」と述べた。さらに、中国の対話に関してはオープンな姿勢であると語っているが、対話を開くにあたり「前提条件は受け入れられない」としている。米国との関係については、「大統領が誰になっても米台関係はより強固になる」と話した。

中国社会科学院台湾研究所の王建民(ワン・ジエンミン)研究員は蔡総統の発言について、「この発言は内外の圧力を軽減させるテクニックの1つだが、中国本土に対抗する基本的な姿勢に変化はない。蔡総統は今後も同じ路線を維持するだろう。蔡総統の言論やそれに基づいた採用する可能性のある政策は中台関係をさらに大きな窮地に陥れる。中台の危機はさらに大きくなるだろう」と分析している。(翻訳・編集/内山)