4日、韓国のスポーツ競技団体を統括する大韓体育会傘下の「スポーツ人権センター」に、性暴力の通報や相談が過去5年で184件寄せられていたことが分かった。資料写真。

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2016年10月4日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国のスポーツ競技団体を統括する大韓体育会傘下の「スポーツ人権センター」に、性暴力の通報や相談が過去5年で184件寄せられていたことが分かった。

与党セヌリ党の郭尚道(クァク・サンド)議員が文化体育観光部から提出を受けた資料「スポーツ選手の性暴力実態調査」によると、12〜15年にかけスポーツ選手による性暴力の届出・相談が年平均41件センターに寄せられた。また今年は9月までに20件の届出・相談があった。

今年2月にはK市のショートトラック監督が女子選手にわいせつ行為をする事件が起こった。また14年にはN大学のスケート競技コーチが未成年の選手に対し2年にわたり性的暴行を加え、被害者が妊娠しないよう腹部などに暴行を加えていた事件が発覚した。さらに13年にはD小学校の野球部監督が児童の保護者に対し「性の上納」を求めた一件もあった。

郭議員は相次ぐ性暴力問題について「選手生命に直結するすべての権限が監督にあるため、指導者の命令や指示を拒否できないという現実的な問題によって事態が覆い隠されてしまう」と指摘、「強力な処罰と合わせ、指導者の資質検証を強化する必要がある」とした。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「実際の性暴力は届出の5倍あるとみていい」
「韓国はなぜ処罰をしないんだろう?刑務所の数が少ないからか、弁護士をもうけやすくするためなのか。とにかくおかしな国だ」
「一番腐っているのは国防部で次が教育界、その次がスポーツ界ってことか?」

「性犯罪といえば牧師が一番だろ」
「スポーツ選手は子どもの頃に教育を受けていないから、大人になってもふざけたことをする」
「95%は本当に性的暴行やわいせつ行為かもしれないが、残りの5%は派閥争いに利用するためのでっち上げの可能性もある。とにかくみんなが気を付けないとね」

「これは氷山の一角。子どもをスポーツでものにしようと一生懸命な母親と、彼女たちをもてあそぶ監督…」
「女性指導者がたくさん出るといいんだけど」
「まあとにかく、不正・腐敗・性暴力を除いたら何もない国」
「金と性がないと国が回らないんだよ」(翻訳・編集/吉金)