みなさんは学生時代、算数や数学は得意でしたか?

株式会社バンダイが小学1年生〜中学3年生の子どもを持つ親を対象に行った調査によると、小中学生の好きな教科・苦手な教科の第1位はどちらも「算数・数学」であることがわかりました。

男女別で見てみると、男子は好きな教科として算数・数学を挙げている割合が多く、女子は苦手意識が強いという傾向がうかがえます。

子どものころから数字が苦手だと思ってしまうと、大人になってもなかなかその意識は変えられません。

しかし一見複雑な問題も、根気よく解いていると答えが見えてくることがあります。

今回は、1〜9までの数字を使った足し算の問題をお届けします。「数字は苦手!」とあきらめず、チャレンジしてみましょう!

■記号に入る数字を見つけるクイズ・問題編

では、さっそく問題です。

下記の式が成り立つとき、それぞれの記号には何の数字が入るでしょうか? 1〜9までの数字を使って、式を成立させてください。

○+○+△+△+□=△+△+△+△+△=☆+□=○+○+□+□

目標は1分以内です! 集中して、考えてみてください。

■記号に入る数字を見つけるクイズ・解答編

みなさん、答えはわかりましたか?

頭がこんがらがってしまった人のために、ここでひとつヒントを出しましょう。

このままの式に数字を当てはめるのは難しいので、式を「□=??」のように整理してみてください。3つの式を作ることができると、答えが見えてきますよ。

……ヒントはいかがでしたか? 学生時代を思い出すような問題ですね。では、ここから解説を見ていきましょう。

「○+○+△+△+□」「△+△+△+△+△」「☆+□」「○+○+□+□」はすべてイコールなので、まず「○+○+△+△+□」と「○+○+□+□」で、両辺にある○+○と□を消します。

これで「△+△=□」という式ができあがります。次は、これを使って別の式の□を△+△に置き換えます。

「○+○+△+△+□=△+△+△+△+△」の左辺にある□を△+△に置き換えると、「○+○+△+△+△+△=△+△+△+△+△」となりますね。

そして両辺にある「△+△+△+△」を消すと、「○+○=△」という式になります。

また、「△+△+△+△+△=☆+□」に「△+△=□」を代入すると、右辺の□が△+△に置き換わります。

すると「△+△+△+△+△=☆+△+△」となるので、両辺の「△+△」を消して「△+△+△=☆」になります。

ここで、できあがった3つの式を並べてみます。

「○+○=△」

「△+△=□」

「△+△+△=☆」

このように並べて見ると数字の小さい順に○、△、□、☆となるのがわかります。

ここに、当てはまる数字を入れていきましょう。使える数字は1〜9。一番大きい☆が9だとすると、△は3になりますが「○+○=△」が成り立ちません。

次に☆に当てはまるのは、数字の6。すると、△=2になり、○=1で成り立ちます。自ずと□=4になるでしょう。

最後に、ここで出てきた○=1、△=2、□=4、☆=6を改めて問題の式に当てはめてみましょう。

○+○+△+△+□=△+△+△+△+△=☆+□=○+○+□+□

1+1+2+2+4=2+2+2+2+2=6+4=1+1+4+4

これで見事、式が完成しました!

これは、かなり難しかったのではないでしょうか。1分以内に解けた人は、かなりの計算力、超計算力の持ち主と言えるでしょう。『すべてがFになる』の西之園萌絵クラスです!

わからなかった人も、解説を見てひとつひとつ答えがクリアになっていくと気持ちよく感じたのではないでしょうか。こうしたクイズを楽しむことができれば、次第に数字への苦手意識も克服できるはずですよ。

(文/平野鞠)

 

【参考】

※快活脳!思考の罠と脳の基礎知識

※老年若脳

※IQ脳.net

【クイズ】

※北村良子・・・パズル・クイズ作家。書籍の他、企業、新聞、TV番組、雑誌等向けに作成。著書は『大人のIQパズル』(彩図社)『60歳からのボケないための思い出しパズル』(永岡書店)他。お問い合わせはフォームからお願いします。