お願い嫌わないで…自分の子どもが懐いてくれない親の特徴3つ

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「実の子なのに、なんとなく懐いてくれていない気がする……」そう感じると子育ても辛くなってしまいますよね。子育てはただでさえ大変なのに、我が子が懐いてくれないストレスが加わると、負担がどんどん大きくなってしまいます。

では、子どもになつかれる親になるためには、どうすればよいのでしょうか? 心理カウンセラーの玉川華世さんに話を聞いてみました。

玉川さんによれば、子どもは、心も体もまだまだ未熟なため「安心して自分をゆだねることができる」と感じる大人に懐くそうです。逆に言えば、「自分をゆだねるのは不安」と感じる大人には、懐きにくくなります。

その感覚には個人差がありますが、例えば、次の3つのような傾向を持っている大人には、実の親子でも、懐きにくくなることがあるそうなので、参考にしてみてください。

 

■1:子どもの“苦手な性格や言動”を見ないフリをする

実の親子とはいえ、親と子どもは別の人間です。可愛いわが子とはいえ、「イヤだなぁ」「苦手だなぁ」と感じる部分もあります。

「こういうとき、“親なんだからそんなこと思っちゃいけない”、“キライなところなんてない! 丸ごと愛さなくちゃ!”と、子どものキライな部分をムリして愛そうとすると、親本人の、本来の自分の気持ちや感覚とズレが生じます。

子どもは敏感です。そういう微妙なズレを違和感として、無意識に感じ取ります」

「お母さんは、優しいけど、何かが変な感じがして、その優しさに甘えきれない……」と子どもが思うと、いつかその優しさがウソになるんじゃないかと不安になり、結果的に懐きにくくなりがちだそうです。

 

■2:子どもの愛に見返りを求める

子どもは、基本的に“お母さんやお父さんのことが好き”です。ただ、子どもの「好き」は、大人のように、わかりやすい表現ばかりとは限りませんよね。

「例えば“大好きなお母さんやお父さんは、私のことを見捨てずに、受け止めてくれる”と感じているからこそ、子どもはイヤイヤ期に“イヤ!”と、言えます。

親の立場からすれば、“イヤ!”ばかり言われてしまうと、やっぱり疲れちゃいますよね。

笑顔で“ママ、パパ、大好きー!”って言ってくれるだけで、子育ての苦労も乗り越えられるのに、って思いますよね

ただそれは、子どもにしてみれば“お母さんやお父さんが、世話をしてくれるのは、見返り(愛情)が欲しいからなんだ”というメッセージにもなりがちです」

親からの愛が無償の愛だと信じているからこそ、自分自身を親にゆだねることができます。

しかし、これが「見返りを求めた愛情なのだ」と感じてしまうと、子どもは「いつかもらった愛情を全部返せと言われるかもしれない」と不安になり、安心して懐きにくくなります。

 

■3:子どもと一緒に「ありがとう」「ごめんなさい」を言わない

子どもは、多くの失敗や恥をかく体験をします。誰かに助けてもらったり、他人に迷惑をかけることもあります。

そういうときに、大切なことの一つが「ありがとう」と「ごめんなさい」を、“言葉に出して”相手に伝えることです。しかし、子どもには「ありがとう」や「ごめんなさい」と言うのが、苦手な時期があります。

「そんなとき、“ほら、早くお礼を言いなさい”、“あなたがそんなことするから、相手の人、怒ったでしょ!”と、子どもの失敗や、恥ずかしさ、迷惑をかけた申し訳なさを子ども本人にだけ背負わせてしまうと、子どもは、“この人は、自分が苦しいときに助けてはくれないんだ”と、感じることがあります。

“自分がツラいとき、苦しいときに、助けてくれない”と感じる相手に、安心して懐けるほど、子どもの心は強くありません」

 

■子どもとの距離を近づけるには

もし、今よりもっと「子どもとの距離を近づけたい!」と思うときは、今回紹介したことと“逆のこと”をやってみるのをオススメします。

まずはじめに、子ども本人のことを現実的に見る。そして、好きなところは好き、苦手なところは苦手と感じる。“イヤだ”と感じる心を止める必要はありません。

「子どもから愛されないのは、ちょっとは悲しい。でも、私が子どもを愛している気持ちがあるのは事実だから」と、開き直る。ただし、子どもがあきらかに親に失礼なことをしたときは、怒ってOKです。

そして、子どもの行動を注意しなくてはいけないときは、「○○ちゃんも一緒に“ごめんなさい”」と、子どもの恥ずかしさ、申し訳なさを共有しながら、子どもと一緒に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言ってください。

「あなたのやったことは、個性的でとても素敵だと思うけど、苦手な人もいるからお家の外では、やめようね」などと、親は“子どもと世間の橋渡し役”になってあげます。そうして少しずつ、子ども本人が自分の責任を一人で背負えるようにしていきます。

 

いかがでしょうか? “自分の気持ちに素直になる”“子どもの気持ちを受け止める”“子どもが、社会の中にとけこめるように、少しずつ社会のルール(しつけ)を教えていく”、この3つを押さえて接してくれる大人に、子どもは安心して懐きます。

あなたと子どもの距離が遠く感じたら、どこが原因なのか確認してみてくださいね。

(ライター 大山奏)

 

【取材協力】

※ 玉川華世・・・家族や友達との関係で、多くの傷つき体験を持ちながら、その傷つきに気がつかず大人になり「なぜこんなにも私の人生はうまくいかないのか」と疑問を持ったところから、心理学と出会い、現在は心理カウンセラーとして活動中。以前は恋愛専門だったが、職場の人間関係をうまくまわすコツ、企業の心をつかむ転職活動のやり方、子供の心を豊かにする接し方など、最近は、幅広いテーマを扱っている。『男と女の成長心理学』

 

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※ マハロ / PIXTA(ピクスタ)