浦和なぜ新幹線駅ない?

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埼玉県の県庁所在地はさいたま市です。この街は、もともとは大宮市浦和市与野市の3つの自治体が合併することによって、政令指定都市として誕生しました。それまでの県庁所在地は浦和市でした。

地味だった浦和市

浦和市というのは大宮市に比べて地味な自治体として知られていました。NHKの支局は浦和にはありますが、新幹線の駅は大宮にあります。さらに東北上越新幹線が、上野駅まで延伸するまでは、大宮駅が始発駅であり、北の玄関口として存在感を保っていました。そもそも新幹線はなぜ県庁所在地である浦和に停車せず、大宮駅が設置されたのでしょうか。

交通の要所であった大宮

もともと、埼玉県の都市としては、浦和より大宮の方が交通の要所としてさかえていました。新幹線が東北新幹線と上越新幹線に分岐するだけでなく、在来線も高崎線と宇都宮線のほか、京浜東北線の視点でもあり、さらに池袋方面へアクセスする埼京線も通っています。乗り換えに便利なために、浦和駅よりも大宮駅が選ばれたのでしょう。さらに、浦和駅と大宮駅は、直線距離にすれば5キロほどしか離れていません。そのために、近場でより便利な場所として浦和よりも大宮の方に新幹線の駅が自然と設置されるようになったということがいえるでしょう。かならずしも、県庁所在地に新幹線の駅があるわけではなく、県内で栄えている街が県庁所在地とは限らないという良い例でしょう。

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