総統に当選した蔡英文氏(左)と握手を交わす宋楚瑜氏=2016年3月台北で撮影

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(台北 5日 中央社)総統府は5日、11月にペルー・リマで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、野党・親民党の宋楚瑜主席(74)を総統特使として派遣すると発表した。宋氏の娘、宋鎮邁氏も同行する予定。同府は十分な教養と経験、人脈があるとしている。

宋氏は1942年生まれ。行政院(内閣)新聞局長や台湾省長などを歴任。国内の政治と経済に精通し、国際事務にも詳しいとして白羽の矢が立った。

蔡英文総統は「国際社会に対して正確にわが国の発展状況を伝え、APEC内での影響力と各エコノミー間との交流の実質的な増進が望める」と期待を寄せている。

同府の黄重諺報道官は、台湾はAPECのメンバーとの協力や交流を強化させ、地域経済発展で重要な役割を果たしていきたいと語った。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)