吉田由美の眼★パリサロン特別展「自動車と映画」を観て、ひとり勝手に妄想を…

写真拡大

偶数年の9月末から10月半ばにかけて、フランス・パリで開催される世界5大モーターショーのひとつ、パリサロン(パリモーターショー)。

今年も9月29日に開幕した同ショーを、実際に現地へ足を運び取材したのは、“美人すぎる自動車評論家”吉田由美さん。

日々、クルマの楽しさを人々に伝える人気カーライフ・エッセイストが、今回、会場ブースで注目したのは、パリサロン恒例の特別展でした。

パリサロンでは毎回、世界の自動車メーカーが自社の威信をかけ、多くのコンセプトカーや、世界初公開の市販車を発表します。

そんなパリサロンのもうひとつの注目が、パビリオン8で毎回開催されている特別展。パリサロンの取材はいつもバタバタで、毎回、パビリオン8へ行く前に体力の限界が…。しかし今年は駆け足とはいえ、なんとか無事に回ることができました!

■見慣れぬボンドカーから、あのデロリアンまで!

今回の特別展のテーマは「自動車と映画」。

クルマが活躍する映画といえば、代表作はなんといっても『007』。会場には、私が大好きなボンドカーも複数展示されていました。

2016 パリモーターショー×吉田由美さん

その中に1台、見慣れぬクルマが…。ご存知アストンマーチン「DBS」などに交じり、ボディサイドに“007”と描かれた黄色いシトロエン「2CV」があったのです!

2016 パリモーターショー×吉田由美さん

「シトロエンのボンドカー?」と思い調べてみると、『ユア・アイズ・オンリー』の劇中、自爆したロータス「エスプリターボ」に替わって活躍したのが、黄色い2CVだったのです。これもれっきとしたボンドカーなんですね。さすがはフランスで開催されるショーだけに、展示する『007』のボンドカーも、あえてフランス車を選んだのかも。

今回のパリサロンで、シトロエンは新しい「C3」を発表しましたが、フランスの国民車だった2CVの現代版は、このC3なのかもしれませんね。

そして、フランスが舞台のカーアクション映画といえば『栄光のル・マン』。

2016 パリモーターショー×吉田由美さん

スティーブ・マックイーンの元愛車で、映画にも登場するポルシェ「917」。私は何度か、ル・マン24時間耐久レースを現地で取材したことがあるのですが、残念ながらこの作品は観ておらず…。

そんなポルシェがパリサロンで発表した最新モデルは「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」。プラグインハイブリッドのモデルですが、もはやポルシェもハイブリッドの時代なんですね。

2016 パリモーターショー×吉田由美さん

次に向かったのは、近年の人気カーアクション映画『トランスフォーマー』のコーナー。バンブル・ビーが変身するシボレー「カマロ」の、新旧モデルが展示されていました。

2016 パリモーターショー×吉田由美さん

そして、私も何度か観たことのある『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のコーナーでは、もちろん、劇中に登場するデロリアン「DMC-12」を展示。

劇中でタイムマシンとして大活躍するDMC-12を眺めながら「現代のデロリアンは、メルセデス・ベンツが手掛ける新EVブランドのコンセプトカー『ジェネレーションEQ』かなぁ?」なんて、ぼんやり考えちゃいました。

2016 パリモーターショー×吉田由美さん

このように、勝手な妄想が膨らむパリサロンの特別展。これからパリサロンへ行くチャンスがある方は、ぜひこちらも覗いてみては? もちろん、ほかのモーターショーでもさまざまな企画展が行われていますので、今後はそちらにも注目してみてくださいね。

(文・写真/吉田由美)

<関連記事>
吉田由美の眼★「体は売っても魂は売れない…」アバルト 124スパイダー
吉田由美の眼★マツダのZoom-Zoomな香水、Soul of Motionを体験
吉田由美の眼★VWの“やんちゃ印”新up!に、イタリアでゴキゲン試乗