4日、中国でこのほど、高速鉄道の座席に指が挟まった女性に対し、ネットを中心に非難の声が多数寄せられ、話題となっている。

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2016年10月4日、中国でこのほど、高速鉄道の座席に指が挟まった女性に対し、ネットを中心に非難の声が多数寄せられ、話題となっている。

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大河報によると、上海虹橋駅から鄭州東駅に向かっていた高速鉄道で2日、女性客が座席の骨組みの隙間に指を挟み、抜けなくなるというトラブルが起きた。鄭州東駅に列車が到着した後、通報で駆け付けた消防員が座席を分解し、ようやく指が抜けた。

このニュースが中国のメッセンジャーアプリ・微信(Wechat)で配信されると、ネット上では「高速鉄道には何度も乗ったが、どうしたら指を挟むことができるのか」「破壊した座席はその乗客が賠償すべき」「女性のせいで列車が30分遅れたなら、彼女が法的責任を負うべきだ」などと批判的なコメントが相次いだ。

女性は、子どもを連れて列車に乗っていた。子どもがブローチで遊んでいたところ、座席の隙間に落としてしまい、女性がそれを取り出そうと手を入れて探していたが、3ミリほどの隙間に指を入れると抜けなくなった。子どもが乗務員に知らせ、列車の整備士が持ち合わせの工具で対処しようとしたが、女性が痛がり、別の工具を用意しようとしたのを女性が制止し、自分で通報したという。

女性とその家族は賠償を要求し、乗務員も列車もその場で立ち往生を強いられた。深夜にまで事情がこじれたことが知れ渡ると、ネット上には「子どもがおもちゃを座席のすき間に挟んでしまったのなら、まずは乗務員に知らせるべきだ。自分で勝手なことをして指を挟み、その上、乗務員にからむなど言語道断だ」「切符には保険が付いている。保険会社に支払いを求めるのが妥当だ」「自分が子どもをよく見ていなかったのに、そのせいで座席を二つも破壊するはめになった。女性が賠償するのが当然だろう」「列車の運行を遅らせることで、どれほどの損失が生じるのか分かっているのか」などと、女性を批判するコメントが次々に書き込まれた。

中国はちょうど国慶節(建国記念日)の大型連休中で、鄭州鉄路局(鉄道局)管内では、毎日約60万人が鉄道を利用しており、乗務員の業務も疲労もピークに達している。そうした中でのトラブルだった。あるネットユーザーは「政府の鉄道部門は、この女性をブラックリストに入れ、今後は高速鉄道の利用を拒否すべきだ」と指摘している。

居合わせた乗客の1人が、女性の切符を見ており、記者が女性に連絡を取ったが、女性はこの件に関して話すことを拒否したという。(翻訳・編集/岡田)