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東京メトロはこのほど、2014年に駅デザインコンペを実施した銀座線商業エリアの3駅(三越前駅・日本橋駅・京橋駅)のデザインが決定したと発表した。

デザインにあたっては、コンペ入賞作品のアイデアや意図を生かしながら各駅のコンセプトを設定。各駅が持ち合わせている歴史的背景や地域性などの特徴を取り入れ、「まち」とのつながりを表現したという。

3駅のうち最も早い今年11月から工事に着手する日本橋駅は「橋の街」をコンセプトに、江戸時代から続く日本橋の歴史を反映した活気とにぎわいにあふれた空間を演出。銀座線は橋そのもののイメージ、東西線は橋からの景色をイメージした空間とし、路線の差別化を図る。

2017年1月に着工する京橋駅は、歴史的建造物や美術骨董品のギャラリーが残り、歴史と近代が共生する街のイメージを「時のギャラリー」のコンセプトで表現。東京のガス灯発祥の地でもあることから、改札口の柱やホームの照明にガス灯のモチーフを取り入れる。日本橋駅と京橋駅はともに2019年度に工事を完了する予定。

2020年度以降に着工予定の三越前駅は「着物の街」をコンセプトとし、老舗百貨店の重厚感ある建築物が建ち並ぶ魅力的な街の要素をモチーフとしたデザインを採用。改札口(渋谷方)は1923年の開業時から残るアールデコ装飾を極力生かし、歴史と現代が融合した空間を演出する。ホームの柱は内側に仕込んだ着物の生地がライトアップされる仕様とする。

(佐々木康弘)